記事「images」 の 検索結果 1047 件
-
幽狐のやま深緑の杉林 朝霧の白そこここにもやい 幽狐の棲む山 明けゆくまちを見下ろす 千の鳥居をくぐり 昼なお暗い坂の..
-
夏景六月 水無月 水の月 低いそら 天は銀鼠 伸び上る 地には夏草 はさまれて まちはひっそり 首すぼめ 水はねるおとが こだまして オレンジの傘が 横切る通り ..
-
初夏三景ぬかに浸けよか白瓜の かすか匂うは草の汁 春秋亡くした厨房に ふと夏畑の香がよぎる 梅雨空の驟雨打ちすえ 紫陽花ゆれる ..
-
鬼灯(ほおずき)覆うツユクサ 隠す石段の夜道 下草の露にしとど濡れそぼって 見えぬ地を 踏むも心許なく 踏み外す ぐらり ―― いや眩暈か ..
-
月夜夜河の 水の面に 月踊り ゆらりゆられて われては戻り 波の任(まにま)にのび縮み 夜河の 水の面に 月おどり 風吹けば 川の面..
-
早暁漆黒の空がほんのわずか ほのかに光を宿して濃紺 甦る空から取り残され 浮かび上がる シルエットの街は まだ深い眠りに沈み 中庭の石畳を 朝の..
-
ゆふやけ水は 空を映して あをい あをい 色しています 流れているのか 淀んでいるのか さらさらと さらさらと 細かい さざ波 かすか..
-
菜の花に会いに関東の一番早い春は 房総に降り立つ 太平洋に大きく突き出す この岬の突端に ここはもう 一面黄色の花畑 ..
-
春告花赤紫したつぼみの中は 半透明の砂糖菓子 凍てついたコンクリートの角を曲がって 町を漂う澄んだ香は 一番早く目覚める春 沈丁花 やっと開いたね 待っていたんだよ 往き遅れた雪..
-
コバルトーン薄闇に沈む街の上空 曙光が横切る明け方 紫陽花色した雲さまざまに 空はまだCOBALTONE 雲をす..
-
千年の瓦(いらか)宇治の流れは 琵琶湖より発し 瀬々の網代木 洗い流すごとく 豊かな奔流うずを巻いて 滔々(とうとう)と走る 小高い河畔に 宇治を見下ろす鳳凰堂 ..
-
冬の極にて凍りかけた水に 指を滑り込ませて そうっとすくい上げる薄氷 藻を映して 微かあさぎの色に染まり 盛り上がる赤土 小石が浮き上がる 靴先で斜めに倒す霜..