記事「Love Songs」 の 検索結果 196 件
-
潤い刺々しく乾いた日常を抜けて この部屋に戻ってくる わずかに開けた窓から レースのカーテンを 押しのけるようにして 微かに甘い匂いのする 冷たい秋の夜風が入ってくる ..
-
吐息貴女の吐息で 夜の窓が曇ってる 街灯りが滲んで映るよ ほら 星明りさえも 抱きしめた腕の中で 指先で貴女をたどれば 濡れてゆく吐息が 街の音を曇らせてゆく 髪にキ..
-
風の道♪ 細い道に立つ ぼくを押しのけて 一陣の風が 走り抜けた 淡い陽炎 夏の名残に 色めいた 君の頬 すでに秋の色 遠ざかる景色 記憶を縁取って ..
-
最後のキス最後のキスを覚えてる? 楡の木陰に隠れて 木漏れ日を映した瞳 微かに潤んでいたのは気のせい? 最後のキスを覚えてる? 梢を抜けた爽やかな風が ぼくたちの足元に立ち止まった..
-
9月夕刻が近付けば 海風は西に向かう 入り江に満ちる 茜色の西風 君が好きだった もうすぐ通り雨が 茜色の西風を 叩き始める それを合図に 窓を閉じよう ..
-
言葉じゃ足りないあなたに伝えたい 震える この想いを 見えない 風のような 震える この想いを あなたに伝えたい 震える この想いを 掴もうにも 触れられない 震える この想いを 言..
-
歌遠く水平線が 波の歌を口ずさむ頃 風の子守歌に抱かれて 人は眠りにつく 瞬く満天の星は 天空の歌を口ずさみ 人は夢の中で その歌を聴く 雲は決して足を止めず 遠い異..
-
ねぇねぇ ふと君を想うと こんなに胸がときめくのはなぜ? ねぇ 君の瞳が濡れたとき こんなに胸が痛むのはなぜ? ねぇ 物思いにふける横顔を 決して見飽きることがないのはな..
-
爪紅爪紅の赤い花びらで そっと爪に紅を引く 淡い唇の色と どこか似てると 貴方は言う 揺れる面差し 翳る眼差し 夏の木漏れ日が わたしを包む 貴方の腕にすがって 空を見上げて..
-
飛行機雲飛行機雲が 航跡を描いている 青い空に 切れ目を入れたみたいに 境目のないキャンバスに 境界線を描いたみたい 空の Horisontal Channel 貴男..
-
傘をくれた人一日中雨が降っていた 街には傘の花が咲いていた 窓ガラスには雫が留まっていた 空は鉛色に塗り潰されてた とめどなく涙が溢れてた 声にならない泣き声を出してた 心が悲鳴を上げていた..
-
夢の中で 抱いていて夢の中で 抱いていて 動かずに 抱いていて しのつく 雨の調べに 心が 濡れないように 夢の中で 抱いていて いつまでも 抱いていて わたしの 名前を呼んで 何度も 繰り返して..