記事「Lyrics」 の 検索結果 326 件
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愛しい時間愛しい時間 誰とも話す必要のない休日 何と愛しい時間だろう 帰宅して真っ暗な部屋に電気をつける平日 何と愛しい時間だろう わびしい 淋しいと思うほうが人の常?..
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おふとんを干そうおふとんを干そう 気持ちのよい日だね おふとんを干そう 寝坊したい日曜日 母はそう言って ふとんを奪った 曇りや雨が続く頃 「天気が悪いから」 母は口癖ととも..
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静寂のカプセル静寂のカプセル ふとんに入り 灯りを消すと 音が途絶える ぎりぎり都内で 街並みではあるが 何と静かなのだろう 終電車の音も 車の音さえ..
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日差しの前に日差しの前に 嵐が去った朝 日がさす前の 青空が愛しい まだ湿り気を残していても 次の季節を連れてくる 静かな鱗の雲が 白い朝を踊る ..
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もしもふたたびもしもふたたび 入れ替わるなら 白いワンピの 裾をゆらして 束ねた髪を 風にさらして 夏の小道を 歩いていくわ うす紫の..
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夏至のまたの日夏至のまたの日 よく澄んだ夕空を シャドーひと筆ぼかすように 歩く孤独の愛しさよ
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みぞれ色の…みぞれって みぞれって 淋しい四月の心に 冷たく 冷たく 流れる涙と思うの 今、3℃くらいです。
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眠りたい脳眠りたい脳 覚えておく価値もない 夢を見させられている途中 目覚ましが鳴る日ほど 無慈悲な朝はない 脳はレムの後 もう少し休みたいのだから 土曜日に当たる春分..
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四十才前四十才前(ふわくまえ) 昔の人は 罪な言葉を 遺したものね 迷ってばかり ああ…四十才前(ふわくまえ) 好きだった アロマの壜も 気がつけば ほこりをかぶり あてもなく 昔の..
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気がついたら気がついたら そういえばあのひと、いなくなっているわねと言われるように 静かにここから身罷りたい 漆黒の服が並ぶセレモニーはいらない 花も手向けられなくてよい 自..
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雲が切れたら雲が切れたら 雲が切れたら 筑波嶺の 上で高度を 下ろしつつ 乳白色の 空とおく 魂鎮む 標注の ごとき建物 群れをなす 三千万の 都市(まち)なりき ..
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夏尽きず夏尽きず 風湿り 今宵もわたしは 眠気に沈む 簡単な 数字見落とし 上司の声が 重い午後 夏服に 冷や汗にじみ 老いの気配が 足音に変わる … ..