記事「SF」 の 検索結果 6836 件
-
夢みるニーナ短篇として一応完結しながらも、形象された主人公たちの「シリーズ」を次々に出産してしまうという悪癖を竹宮惠子女史は持っているらしい。『風と木の詩』や『地球(テラ)ヘ』は措くとしても、ウィ..
-
『サーキット・スイッチャー』安野貴博『サーキット・スイッチャー』ハヤカワ文庫、2022年1月内容紹介 人の手を一切介さない"完全自動運転車"が急速に普及した2029年の日本。自動運転アルゴリズムを開発する企業、サイモン・テクノ..
-
どうぶつたちのキャンプ 第46話レイヴンは正直なところ、日が暮れた後はただちに、殻の自動浮揚推進機能をフルモードにして、もちろん収容籠を伴い安全に進みつつ、自分も素粒子状態と化して休養およびダメージ修復に移りたかった。 だ..
-
堕地獄仏法/公共伏魔殿堕地獄仏法/公共伏魔殿 (竹書房文庫) - 筒井康隆, 日下三蔵 評価:★★★ 筒井康隆が作家活動の初期(1964~68年)に発表された短編から選んだ傑作集。* * * * * * * * * ..
-
レギュラーにすべきだったSTAキャラ【後編】『ラカル少佐』 惑星連邦とは冷戦状態にあるロミュランの情報組織タルシアーのメンバー。 ロミュランは、明らかにナチスドイツの将校や高官をモデルにしたキャラで、タルシアーはゲシュタポやKGBのよう..
-
レギュラーにすべきだったSTAキャラ【前編】スタートレック・シリーズは、「宇宙大作戦(TOS)」が制作されてから、もう50年以上もたったのか。 本来このシリーズは1話完結、もしくは前後編が基本だったけど、近年放送された「ディスカバリー」や「ピ..
-
怪獣殺人捜査 殲滅特区の静寂怪獣殺人捜査 殲滅特区の静寂 (二見文庫) - 大倉崇裕, 緒賀岳志(装画) 評価:★★★★ 「怪獣」の度重なる出現に、日本政府は「怪獣省」を設置して迎撃態勢を確立した。 怪獣の進路を分析、..
-
どうぶつたちのキャンプ 第45話レイヴンは、赤く乾いた土地の上を引き続き浮揚推進しながら、差し向きエミューから得た助言に沿ってディンゴなる動物を探してみようと考えていた。 アカギツネ同様ディンゴもイヌ科ではあるが、エミ..
-
『ジュ・テーム、ジュ・テーム』:走馬燈の如き記憶の洪水 @ロードショウ1968年製作のフランス映画『ジュ・テーム、ジュ・テーム』、ロードショウで鑑賞しました。 今回が劇場初公開。 監督は、アラン・レネ。 さて、映画。 「時間」を研究とある施設。 タイム..
-
ばかうけ買い替えの平均スパン10年といわれるテレビ 我が家のプラズマ初号機は18.5年耐え抜いて絵も音も配信停止。 有機ELで観る4K放送のリアリティを超えて驚いたのが リモコンの長さ。 ネッ..
-
『10月1日では遅すぎる』前回はフレッド・ホイルのSF小説『10月1日では遅すぎる』(伊藤典夫訳、ハヤカワ文庫)を引き合いに出した。これは小説としてはいまひとつなのだが、そこに盛り込まれたホイルの考えには、のちにいわゆる分析哲..
-
どうぶつたちのキャンプ 第44話「うん、なぜギルドがレイヴンを狙っているのかについては、国を挙げて考察し、場合によってはギルドへ直談判を試みるとのことです」 モサヒーからそういった報せが届いたのは、彼と実際には分かれてか..