記事「宮沢賢治」 の 検索結果 994 件
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『銀河鉄道の夜』第一次稿ノート(1)不思議と同じ方向を向いているススキたち 『銀河鉄道の夜』には1924年頃に成立したと思われる鉛筆書きの15枚の自筆下書稿が現存しているという。それについて若干の気付いた点を記してお..
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哲学コラム3 宮沢賢治の『祭の晩』---交換・贈与・自己犠牲今年の哲学のスクーリング授業ではじめて取上げたものに宮沢賢治の『祭の晩』という作品がある。この作品は贈与の問題のクリティカルなところ、深くまた危険なところを無意識のうちに的確に示しているように見..
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環境文化論・花巻 7月6日舟遊び今年は「環境文化論・花巻」の授業で、二日目の自由見学のオプションとして「北上川の舟遊び」のメニューを加えた。これは一昨年、情報を得て試したところ、大変面白く、世界観が変わる気持ちがしたので、今回..
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花巻花巻空港に着いた。花巻は少し蒸し暑かった。 はじめに、いつものように、高橋美雄さんのお宅に寄せていただいた。いつもこれがうれしい。冷たい麦茶を出していただいて、世間話などをしていた。去年..
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「よだかの星」某大型小売り店を歩いていたら「よだかの星」という菓子があった。さすが花巻、と思って買ってみた。 ホテルにもどって見ると、 <まだらな姿と至純な心、その鳥の風趣にちなむ銘菓..
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《去年なめとこ山で》どんな装備が必要かを確かめたくて、去年の写真を引っ張り出していたが、長袖+αで大丈夫そうだ。 案内をしてくれてる高橋さんは、さすがに首から何かが入らないように、タオルできちんと襟首をふさいで..
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喜多弘樹は宮沢賢治というと、まず不思議な縁を感じる。大学生の頃、『春と修羅』は読み、『風の又三郎』などそれなりに読み、それなりに好印象はもっていたが、しかしそれほどの関心を持っていたわけではなかった。それ..
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宮沢賢治と貨幣 ---『祭の晩』宮沢賢治は貨幣に大いに魅せられていたひとにみえる。「貨幣」というより、むしろ「通貨」と言った方がよいのかもしれない。要するに、価値の抽象的な単位が存在し、それが広く流通しているという事実に。質の..
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盛岡高等農林盛岡高等農林学校(旧)に行った。農林の建物(旧校舎・重要文化財)は耐震工事中ということで入れなかったが、ここで教え学んだ人々の誇り高い気持ちははっきりと伝わってきた。鈴木梅太郎がビタミンの研究を..
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新しい縁組み---銀河鉄道の夜(2)銀河鉄道の中でカンパネルラに去られ、ジョバンニは眼を覚ます。 > ジョバンニは眼をひらきました。もとの丘の草の中につかれてねむってゐたのでした。 そしてジョバンニも自分の母のことを第..
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「ほんたうのさいはひ」---銀河鉄道の夜(1)>「カムパネルラ、また僕たち二人きりになったねえ、どこまでもどこまでも一緒に行かう。僕はもうあのさそりのやうにほんたうにみんなの幸のためならば僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまはない。」 >「う..
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くらかけ山の雪F先生の仲介で、宮沢賢治のことで卒業論文を書くというASP学科の学生と夕方二時間ほど話していた。まあ、多分論文を組み立て直してくれると思う。 その学生が長野県の小諸の出身だというので、奈川の..