記事「尚巴志伝」 の 検索結果 329 件
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 121.盂蘭盆会7月15日、首里の大聖寺で『盂蘭盆会』と『施餓鬼会』いう御先祖様の精霊を供養する法会が行なわれました。 法会のあとに念仏踊りが盛大に行なわて、集まって来た人たちは『ナンマイダー』と唱えながら念仏踊り..
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 120.鬼界島明国の海賊、リンジョンシェンから手に入れた鉄炮を積んだ武装船に乗った湧川大主は、意気揚々と鬼界島(喜界島)に向かっていました。 奄美按司の娘にヌルの修行をさせるために前浦添ヌルのマジニが一緒に乗って..
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 119.桜井宮手登根グスクのお祭りで、佐敷ヌルの新作のお芝居『小松の中将様』が上演されました。 女子サムレーも旅芸人たちも『小松の中将様』を演じましたが、台本は違っていました。 女子サムレーたちのお芝居は歴史に..
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 118.マグルーの恋佐敷のお祭りの7日後、去年の10月に行った進貢船と11月に行った進貢船が一緒に帰って来ました。 浮島はお祭り騒ぎで、二隻の進貢船を迎えて、首里の会同館で帰国祝いの宴が盛大に行なわれました。 梅..
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 117.スサノオ佐敷ヌルたちがヤンバルの旅から帰って来たのは、島添大里グスクのお祭りの四日前でした。 マツとトラもいい旅だったと満足そうでした。 佐敷ヌルは安須森にスサノオの神様が豊玉姫様と一緒に現れたので驚いた..
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 116.念仏踊り2月4日、今年最初の進貢船がパレンバンの船を連れて出帆して行きました。 正使はサングルミーで、クグルーと馬天浜のシタルー、サハチの弟のイハチも一緒に行き、国子監に入る3人の官生も行きました。 ..
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 115.マツとトラサハチは馬天浜の浜辺で酒を飲みながら、マツとトラから朝鮮での暮らしを聞きました。 その夜はサハチ、シンゴ、マツ、トラの4人で明け方まで語り合っていました。 ヤマトゥ旅から帰って来た佐敷ヌルは、..
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 114.報恩寺座波ヌルが調べて、山南王シタルーの悪夢は慶留ヌルの仕業だったとわかりました。 慶留ヌルはシタルーの従妹で、母親は島添大里ヌルだったので、お墓は島添大里グスクの近くにありました。 慶留ヌルは山南王と..
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 113.親父の悪夢山南王のシタルーは父親の汪英紫の夢にうなされて、島添大里グスクを奪い取ろうと考えました。 10月半ば、タブチが正使を務める中山王の進貢船が船出しました。 去年と同じように、米須按司、玻名グスク..
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 112.十五夜8月15日、島添大里グスクでサスカサが中心になって十五夜の宴が行なわれました。 去年、サスカサはヤマトゥの将軍様の御所で行なわれた十五夜の宴に参加して、その華やかな催し物を月の神様を祀る島添大里グス..
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 111.寝返った海賊ササたちが京都の街を行列していた頃、琉球では二月に行った進貢船が無事に帰国しました。 応天府には各国から来た使者たちが滞在していて賑やかで、武当山の再建も始まって、武当山には何万人もの人たちが集まっ..
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 110.鳥居禅尼大原寂光院から京都に戻ると、パレンバンからシーハイイェンたちが来ていて、ササたちは再会を喜びました。 シーハイイェンたちも一緒に将軍様の御所に移って、ササたちは御台所様と一緒にお伊勢参りに出掛けまし..