記事「尚巴志伝」 の 検索結果 329 件
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 85.五年目の春サハチたちが首里で迎えた五度目の新年(1411年)が明けました。 首里グスクに挨拶に来た按司たちは去年、具志頭按司が加わって、今年は兼グスク按司(ンマムイ)と米須按司と玻名グスク按司が加わりました。..
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 84.豊玉姫サハチたちは伊平屋島に来た交易船を迎え、飯篠修理亮が連れて来た慈恩禅師を歓迎します。 ムジルと九十人の兵を伊平屋島に残して、サハチたちは首里に帰って、会同館で帰国祝いの宴を開きます。 ヒューガとヤ..
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 83.伊平屋島のグスクサグルーたちは辺戸岬の近くの宜名真から小舟に乗って伊是名島に渡りました。 イサマに連れられて仲田大主と会って、伊是名島の様子を聞いてから伊平屋島に渡りました。 山の中に隠れて、イヒャカミーが偵察に..
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 82.伊平屋島と伊是名島島尻大里グスクで山南王と山北王の婚礼が行なわれた五日後、中山王の思紹とヂャンサンフォンを乗せた進貢船が無事に帰国しました。 首里の会同館で帰国祝いの宴が開かれ、ンマムイは本部のテーラーを連れて来まし..
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 81.玉依姫京都に着いてから一か月があっという間に過ぎて、ササたちは御台所様と一緒に楽しい時を過ごしました。 八月一日、大きな台風がやって来て、京都では大きな被害が出て、避難民たちが溢れました。 使者たちは博..
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 80.ササと御台所様ヤマトゥに行ったササたちが京都に着いたのは6月18日でした。 ササは博多に着いてからずっと窮屈な思いをしていて、もううんざりしていました。 将軍様に守ってもらうのはいいのですが、まったく自由な行動..
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 79.山南王と山北王の同盟10月20日、糸満の港に今帰仁から「油屋」の船がやって来て、花嫁の山北王の娘とンマムイの妻と子供たちが乗っていました。 花嫁はサムレーたちに守られて島尻大里グスクに入り、ンマムイの妻と子供たちは阿波..
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 78.イハチの縁談9月の半ば、八重瀬按司のタブチが米須按司と玻名グスク按司を連れて、島添大里グスクにサハチを訪ねて来ました。 二人を中山王の進貢船に乗せたいとタブチは言って、サハチは了解します。 タブチは具志頭按司..
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 77.武当山の奇跡琉球を船出した思紹とヂャンサンフォンが乗った進貢船は明国の温州に着きました。 半月後にようやく上陸許可が下りて、思紹とヂャンサンフォンは使者たちと別れて杭州に行きました。 西湖のほとりにあるメイフ..
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 76.百浦添御殿の唐破風佐敷ヌルとサスカサによって略式の婚礼の儀式が行なわれ、メイユーはサハチの側室としてみんなから歓迎されて、迎え入れられました。 サハチも嬉しくて飲みすぎてしまい、翌朝、目覚めるとメイユーはいませんでし..
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 75.三か月の側室ンマムイたちが今帰仁を発って、本部の海辺で遊んでいた頃、浮島に三姉妹の船が今年も二隻やって来ました。 メイファンが息子のチョンチを連れて来て、メイリンも娘のスーヨンを連れて来ました。 サハチは三姉..
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尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 74.刺客の襲撃七月十日、二十日余り滞在した今帰仁をあとにして、ンマムイたちは帰路につきました。 本部に行ってテーラーと会い、名護で湧川大主の側室マチのお世話になって、名護から山の中に入って、ンマムイたちは道に迷っ..