記事「尚巴志伝」 の 検索結果 329 件
-
尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 181.ターカウ黒潮は思っていたよりもずっと恐ろく、船は揺れ続けて、壊れてしまうのではないかと思うほど軋み続けました。 若ヌルたちは真っ青な顔をして必死に祈りを捧げていました。 長い恐怖の時間が4時間余りも続いて..
-
尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 180.仕合わせササたちはドゥナン島(与那国島)に一か月近く滞在しました。 ササは愛洲ジルーと一緒にティンダハナタに行って、ジルーの優しい笑顔を見た途端、頭の中が真っ白になって、何も考えられなくなって、その後の事を..
-
尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 179.クブラ村の南遊斎ドゥナン島(与那国島)にいるササたちは、ダンヌ村からクブラ村に向かっていました。 ダンヌ村のツカサの話を聞いて、六歳の時に、マッサビやブナシルたちに会っていた事を思い出したとササが言ったら、安須森ヌ..
-
尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 178.婿入り川12月の初め、島尻大里ヌルと座波ヌルが島添大里グスクにやって来ました。 15日に山北王の若按司が山南王の婿としてやって来るので、盛大に迎えるため、ユリの助けを借りたいと言いました。 ユリとハルとシ..
-
尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 177.アミーの娘ヂャンサンフォン(張三豊)がいなくなって半月余りが過ぎて、何となく、琉球が静かになってしまったようだとサハチは感じていました。 サハチが物見櫓の上でヂャンサンフォンの事を思っていると、ウニタキが来て..
-
尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 176.今帰仁での再会5日間、奥間でのんびりと過ごしたトゥイたちはサタルーと一緒に今帰仁に向かいました。 今帰仁には山北王の妻になった姪のマアサとシタルーの側室だったチヨが娘のママチーと一緒にいます。 ここまで来たのだ..
-
尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 175.トゥイの旅立ち三姉妹の船に乗って、ヂャンサンフォン(張三豊)は山グスクヌルと一緒に琉球を去って行きました。 二階堂右馬助も大里ヌルと別れる覚悟を決めて、一緒に行きました。 8月の十五夜に出会い、10月の15日に..
-
尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 174.さらばヂャンサンフォンササたちが船出して一月近くが経って、サハチはビンダキに登りました。 山頂から海を眺めながら、ササたちの無事を祈っていたら、ササたちは大丈夫よとユンヌ姫の声が聞こえたのでサハチは驚きました。 ユンヌ..
-
尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 173.苗代大親の肩の荷ササたちが南の島を探しに船出した2日後、平田グスクのお祭りが行なわれ、お祭りに集まった誰もが、ササと安須森ヌルが無事にミャーク(宮古島)に着いただろうかと心配していました。 馬天ヌルもお祭りにやって..
-
尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 172.ユウナ姫クマラパの娘ラッパの案内でドゥナンバラ村に行ったササたちは、ドゥナンバラのツカサの案内でウラブダギ(宇良部岳)に登りました。 山頂にあるウタキでササたちはユウナ姫に挨拶をしました。 母のイリウムト..
-
尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 171.ドゥナン島ササたちは10日間、クン(古見)按司と対抗するために、ユーツン(高那)の若者たちと娘たちを鍛えました。 あとの事は若ツカサのリンとユマに任せておけば大丈夫だろうと、50本のヤマトゥの刀を贈って、10..
-
尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 170.ユーツンの滝タキドゥン島(竹富島)から帰ったササたちは、名蔵に4日間滞在して、10月15日、マッサビやブナシルに見送られて、クン島(西表島)を目指して船出しました。 ミッチェとサユイが一緒に行くと言って付いて来..