記事「短歌」 の 検索結果 17224 件
-
雪柳・・・歌人のふり枝先に薄化粧すなり雪柳 われも真似して薄く紅引く 弓引いてしなやかに舞い雪柳 強き白なり清き白なり 心にも涙流るる日もありて 生命(いのち)のいぶき雪柳の咲きて
-
Earl Grey・・・歌人のふり私にしては珍しく。紅茶。 アールグレイの香りの中にいたくて。 お気に入りの真っ白なカップ、細~いグリーンのラインがふちに一本だけ入っていますが。 久しぶりに出して、ぼーっとしながら一杯。 ..
-
さくら・・・歌人のふり春待てど目黒のさくらは色褪せて 今年のさくらは誰の背に添う 川べりを溢れんばかりに桜(はな)匂う 懐かしき時散りゆきし時 うすももに君の顔さえ色めいて さくら酔いしか酒(しゅ)に染..
-
待つ・・・歌人のふり君の待つことばにたどり着けぬまま 夕暮れの風空に舞い立ち 待ちわびて届かぬことばをそっと打つ そのありきたりにひと粒なみだ 記念日は13日の金曜日 笑いし二人幾年月か 待ちわびる春の..
-
背中・・・歌人のふりお正月に飾ったお花。 枯れていく順に抜き取りながら。 今は枝物だけが大仰に! 雲竜柳の新芽が次々と出ています。 この時期、部屋の中での恒例行事のように。 優しいみどりがなんともいえず。 ..
-
うつり香・・・歌人のふりつややかにピンクのルージュひいてみる 君の唇残りしラメひとつ ニット帽試してかぶり具合みる ほのかに染まりしわれの香りに うつり香の甘さに気づきし君のその 顔にひろがる自慢げの笑み ..
-
歌会始今年のお題は「生」だったそうです。 入選者のなかでは、亀岡純一さんの、 「麦の種子蒔き終へたり」と日記書く今日を生きたる今日の一行 が好きです。 79歳のかただそうですが。 ..
-
ワンピ-ス・・・・歌人のふりワンピースバーゲンだからとミニを買い いつぞ着たらと迷う夜もたのし 満月とわが顔見比べ君の言 ツキを呼びしは君の月顔 腕枕ごそがさ音の伝わりし 指で歌いし君の初歌 弾きし音に今日の楽..
-
一目ごと・・・歌人のふり一目ごと編むが如くに日々を過ぎ ほどけぬ糸に願い込めつつ あいこいと浮かぶようにも書きし女性(ひと)も 地に足つけし日々生業に 詠むうたに込めし想いを顧みて ことばの稚拙さことばの..
-
夜空の黒板なんだかいい言葉だなって思いました。 昨日の新聞のコラムの中から拝借です。 ノーベル物理学賞を受賞した益川さんの記念講演の内容から。 銭湯に通う道すがら、父親が日食の原理などを話してくれて、..
-
しとしとと。。。。。歌人のふり。其の15夕方から降りだしたあめ。 ぽつりぽつり・・・からいつのまにかしとしとと。 いまもしとしとと。 降り続いています。 届かない言葉も呑み込んだ言葉も消し去った言葉も。 ほんとはちゃんと伝..
-
歌人のふり・・・君の住む 街にも色は追いつきか 心揺らせよかさこその音に 君の踏む 落ち葉の音と振りむきぬ 蒼き空にはただただの月 落ち葉踏み ただ歩くだけを我思う ただ歩くだけの距離を愛し..