記事「短歌」 の 検索結果 17225 件
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隧道をぬけるとちさき浦があり海猫の声とほくきこえるいささか、許容範囲を超える日々。 お奉行さま、勘弁してくだされ。
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短歌人10月号より その1 会員2『富士日記』を読んで夜明けに家を出る車のトランク静かに閉めて 柳橋真紀子 『富士日記』を読んだことはない。 夜明けに車のトランクを静かに閉める、それ..
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「小走りに」小走りに 縺橋わたり湯抱(ゆがかえ)温泉にいたれば茂吉記念館あり 縺橋;もつればし 丸文字のやうな太字のペンの跡色褪せてゐる茂吉の葉書 唐芋の葉に七月の日は盛..
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左折車があれば小走りにてわたる押しボタン式信号の青をわたしは斯くも糾弾さるべき卑劣な人間なのか。
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短歌人9月号より その4 会員1ミサイルの騒ぎもややに鎮まりて絹ごし豆腐に匙の添へらる たかだ牛道 この辺りは、賛否あるのかもしれない。 もう少し現実に踏み込め。 或は..
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紫陽花の小道の曲がるひとところ青深ければツイートやせむ台風一過。
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ひとつ傘に男子と女子と歩み来るうつぶきがちなる笑顔やよけれ台風。
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短歌人9月号より その3 会員2するするとタイムラインを通りゆく二分五秒の動画もわれも 高良俊礼 Facebookか何かの自分のタイムライン。 そこに「おともだち」の短い動画がアッ..
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小糠雨ふりみ降らずみ川にそひ散歩するなりからすも濡れろ短歌のお喋り、楽しかつたけど、草臥れた。
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ひとつ傘に男子と女子と歩み来るうつぶきがちなる笑顔やよけれ今日は公的な会に出席した。 その雑感を。 この時代にあつても、子育ての現場はほぼ母親一人で担い、そこには父親の影が薄いことに改めて愕然とする。 子..
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ほうたるの川面に光をひきて飛ぶ弱きこころは手にとらむとす夕方がずいぶんと涼しくなつた。 夕食の支度の後、散歩にでることにしませう。
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短歌人9月号より その2 会員2出は福井田園地帯の外れなり町名までで手紙着く家ぞ 京藤好男 宣る、や佳し。 提灯は明るくなくちやいけないよ文世さんから教へてもらふ い..