記事「短歌」 の 検索結果 17225 件
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竹藪の角をまがるとほうたるが葦のあはひをやはらかくとぶすずしい。 けど、ちからがでない。
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お向ひの娘さんよりこの夜頃ほうたる多しときけば見にゆく糸電話を作りました。
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短歌人9月号より その1 会員2破れしはテープで補強してありぬたくさんの子に愛された本 桃生苑子 図書館、図書室の本でせうか。 たくさんの子供たちが、触り、撫で、読んでもらい、なめ..
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唐芋の葉に七月の日は盛る乾いたいた口にしばらくを見つ原稿、ではないのだけれど、ひとつ終えた。 うれしい。
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丸文字のやうな太字のペンの跡色褪せてゐる茂吉の葉書涼しい。 一日横になつてゐる。 眠らない。
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短歌人8月号より その7 会員1分別も度重なれば臆病となり果てひとは無事に老いゆく 黑田英雄 なり果て、無事に、に作者の忸怩たる思ひが見て取れる。 作者は無事になど、老いた..
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縺橋わたり湯抱温泉にいたれば茂吉記念館あり縺橋;もつればし 湯抱温泉;ゆがかえおんせん
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短歌人8月号より その6 会員1晩春に海わたり来る黄砂かぜ富士見橋にて帽子を飛ばす 渋谷和夫 帽子を飛ばす、つていふのはノスタルジック。 だけれど、黄砂はねぇ。 わたし花粉..
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短歌人8月号より その5 会員1妹を置き去りにして来たような 若葉が切ない地蔵峠は 尾沼志づゑ この峠を越えると、作者の妹が暮らすホームがある。 置き去りにすることは、置き去り..
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「五月六月」五月六月 五月はや過ぎて朝の雲白し四歳も九十四歳もみる テロ等準備せず集合し恵利さんとかたみに夫の愚痴をいひあふ このおんな凶暴ならずさはされど殺意いだき..
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水無月の空晴れわたり鷺浦へ沖よりもどる鴎一群れ昼寝した。 「鴎」は旧字を使いたいのですが、何故だか文字化けしてしまいます。 それ程特殊とも思へないのですけれど。
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急坂を登りにのぼり燈台の尾根につきたり海がみえたり本日の最高気温、摂氏30度を超えず。