記事「社会問題」 の 検索結果 5752 件
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『はじめて学ぶ経済学』/平野 喜一郎/大月書店/「面白くわかりやすい経済学入門があった」日常生活から経済学を学ぶ。この入門書、とても面白く読める。経済学といえば、「商品」や「需要と供給」など経済用語がいきなり登場してくるというのが定番かもしれない。しかし、この本はそうでもない。 ..
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『仕事と生活が壊れていく』/『経済』編集部/新日本出版社/「このままでは人間らしく生きられない!」人は働かなければ生きていけない。しかし、一生懸命働いても報われない人が圧倒的多数である。成果主義による差別賃金、理不尽なリストラ、就職難によるパート、アルバイトなどの非正規社員の急増。トヨタをはじめ..
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『教科書に書かれなかった現代の社会』/吉田 豊/玄黄社/「検定教科書のタブーに挑戦」教科書検定のもつ問題点は多い。家永三郎の教科書裁判は有名である。本書は、検定教科書のタブーや制約にとらわれず、「ありのままの社会」を教えようとする意欲作である。 最初に現代日本と私たちの生活..
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『日本警察と裏金』北海道新聞取材班宮城県の浅野知事が、ついに警察の報償費執行停止に踏み切った。知事が被告となった裁判で、報償費がどのように執行されているのかと問われて、「わからない」と答えざるをえなかった。 知事が「捜査員に話を..
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『下山事件』森達也1949年7月から8月に起き、真犯人はもちろん真相が未だに判明していない事件がある。初代国鉄総代下山定則の轢死体事件、無人電車暴走の三鷹事件、列車転覆の松川事件の三事件である。本書は、この三事件のう..
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『関東大震災』吉村 昭/「調査の緻密さに感心してしまいました」1923年(大正12年)9月1日の関東大震災を、地震科学、天災と人災の側面、人々の心理(朝鮮人虐殺)、権力者の動向(大杉栄虐殺)などを、体験者の証言を聞き取りながら多方面から描いている。 あ..
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『豊かさの条件』輝峻淑子いま日々の暮らしの中にきこえてくるのは、音をたてて崩れいく日本社会の、地底から噴出してくる不気味な地鳴りの音である。 「はじめに」の冒頭の言葉である。不気味な振動の中に巻き込まれていきそうな..
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『若者が《社会的弱者》に転落する』宮本みち子青年の就職難が社会的問題になっている。数年前まではフリターなどの言葉がもてはやされ、あたかも青年が自由を謳歌しているように描かれた。 しかし、現実はそんな生易しいものではない。就職したくても..
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『天国までの百マイル』/浅田次郎/朝日新聞社/「愛・家族・豊かさとは」経営する会社が倒産、自己破産、離婚。そんな主人公が、母の命を救うため百マイルの旅に出る。でも、それだけの物語ではない。愛とは、家族とは、豊かさとは、貧乏とは、裕福とは、いろいろな問題が、現代の社会の..
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『新聞記者という仕事』/柴田鉄治/集英社/「熱い思いが伝わってくる」元朝日新聞記者の熱い思いが伝わってくる。ジャーナリスト精神の衰退に危機を感じ、新聞の役割とは何かを鋭く突きつける論評となっている。 新聞のジャーナリスト精神とは、「権力を監視し、社会のあらゆ..
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『煙が水のように流れるとき』/デヴラ・デイヴィス/ソニー・マガジンズ/「「沈黙の春」以来の衝撃作?」「沈黙の春」以来の衝撃作!という帯に惹かれて購入した。また帯には「世界有数の疫学者が、権力におもねる科学者たちの実態を暴く」と書かれている。 産業に伴う大気汚染と人体への影響を緻密に分析し、..
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『豊かさとは何か』/輝峻淑子/岩波書店/「人権は金銭では解決できない」14年前に出版され今年で53刷。この14年のうちに世界の変化や経済の激変などがあった。しかし、この本に書かれた問題は今も解決していない。それどころか貧富の差はますます広がり、生活苦自殺は一段と増えて..