記事「七十二候」 の 検索結果 1054 件
-
環話§綿柎開~七十二候~処暑処暑の初候“綿柎開(わたのはなしべひらく)”である。 秋とは暦の上のことだけで、続いている暑さは、まだまだ夏のそれで ある。だから、残暑とはいっても、この先一か月以上……彼岸過ぎて 10月に..
-
環話§蒙霧升降~七十二候~立秋立秋の末候“蒙霧升降(ふかききりまとう)”である。 そういえば、中学校の夏休みの宿題に昆虫採集があった。 一人でするのは何だかなと思っていたので、同級生と談合して町はず れの山林とかを徘..
-
環話§寒蝉鳴~七十二候~立秋立秋の次候“寒蝉鳴(ひぐらしなく)”である。 蝉の初鳴き順序が狂ってきている昨今だが、ヒグラシに関しては何と か真打ちで締める位置をキープしているように思われる。ヒグラシの 鳴き音を聞くと、..
-
環話§涼風至~七十二候~立秋立秋の初候“涼風至(すずかぜいたる)”である。 まったく実感と実態のない秋がやってきた。暦が「秋だ」と言っても 素直に首を縦に振ることなどできない。この先、10月上旬ですら真夏 日になったり..
-
環話§大雨時行~七十二候~大暑大暑の末候“大雨時行(たいうときどきにふる)”である。 大気が相当に不安定だ。 数年前と比べて、ゲリラ豪雨も頻発しているような気がするし、降る 場所のあちこちへと広がったような気がする。..
-
環話§土潤溽暑~七十二候~大暑大暑の次候“土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)”である。 生まれ故郷の群馬の夏は暑い。今でこそ日本一の暑さを誇っていたり するが、日本一ではなかった時代でも、けっこうな暑さなのだった。 ..
-
環話§桐始結花~七十二候~大暑大暑の初候“桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)”である。 毎年の旅行は6月半ばからか8月下旬というのが通例になっていて、 今年は6月後半に行ってきた。 同居人がしばしば言うことに「6月..
-
環話§鷹乃学習~七十二候~小暑小暑の末候“鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)”である。 小暑と大暑が一か月続いた直後、二十四節気は立秋……あっさり秋が 立つのだ。 もちろん引き続き暑い日々で、猛暑日になることだって珍..
-
環話§蓮始開~七十二候~小暑小暑の次候“蓮始開(はすはじめてひらく)”である。 そういえば、デン・ハーグの町を歩いていた時に、ふと遊歩道の横を 流れる運河を見下ろしたら、こんなのが咲いていた。 白いのはスイ..
-
環話§温風至~七十二候~小暑小暑の初候“温風至(あつかぜいたる)”である。 本格的な夏模様である。連日の真夏日と湿気に、この先の夏の長さを 思ってげんなりする。 気がつけば、25度あたりで踏ん張っていた室内の気温も..
-
環話§半夏生~七十二候~夏至夏至の末候“半夏生(はんげしょうず)”である。 早くも夏至の末候となってしまった。 木々の葉はすっかり夏仕様である。暑い盛りに向かっているのだが、 我が家眼の前の廃校となった小学校の校庭..
-
環話§菖蒲華~七十二候~夏至夏至の次候“菖蒲華(あやめはなさく)”である。 こうして夏至真っ只中をドイツのあたりで過ごすこといくたびか…… 年々この時期の暑さが増してきていると感じてならない。 日本と暑さの質が違う..