記事「七十二候」 の 検索結果 1056 件
-
節話§玄鳥去~七十二候~白露白露の末候“玄鳥去(つばめさる)”である。 東京では連休前にツバメの飛来がある。なんと、お越しになってから 5か月ほどで再び南へと戻っていってしまうとは……。 さて、次に控えるのは二十四..
-
節話§鶺鴒鳴~七十二候~白露白露の次候“鶺鴒鳴(せきれいなく)”である。 セキレイはスズメやツバメほどの大きさだが、少しばかり長めの尾を 持っているので見ためがよろしい。それに、他の鳥よりもすばしっこ いような感じがし..
-
節話§草露白~七十二候~白露白露の初候“草露白(くさのつゆしろし)”である。 尾瀬の山小屋でアルバイトをしていた時、朝早く起きて湿原の木道を 軽く散歩していた。尾瀬自体湿気の多いエリアということもあって、 夕霧の発生も..
-
節話§禾乃登~七十二候~処暑処暑の末候“禾乃登(こくものすなわちみのる)”である。 実りの秋が近づいている、日本だったら稲刈りということになるが、 我々の滞在している地域は牧畜が盛んで、夏の間は牛を山の上に連れ て行っ..
-
節話§天地始粛~七十二候~処暑処暑の次候“天地始粛(てんちはじめてさむし)”である。 どこが寒いのかと、冗談はやめていただきたい……連日34度を記録し ているのに、暦の時候は勝手に“寒くなってます”みたいなことを喧 伝す..
-
節話§綿柎開~七十二候~処暑処暑の初候“綿柎開(わたのはなしべひらく)”である。 残暑いよいよ厳しき処暑がやってきた。暑いとはいいながらも、自然 の天秤が秋に振れていることは、立秋の日に見上げた空が間違いなく 前日より..
-
節話§蒙霧升降~七十二候~立秋立秋の末候“蒙霧升降(ふかききりまとう)”である。 相変わらず暑い。30度どころか35度などという東京であるから、幻想 的な霧が立ち込めるなどということなど起こりそうにはない。 よほど、..
-
節話§寒蝉鳴~七十二候~立秋立秋の次候“寒蝉鳴(ひぐらしなく)”である。 セミは夏の季語であるが、ヒグラシは秋の季語である。確かに、多く のセミのイメージは盛夏の真っ昼間の太陽がのしかかってくるような 暑さのものである..
-
節話§涼風至~七十二候~立秋立秋の初候“涼風至(すずかぜいたる)”である。 昨日、大暑の最終日の東京は、朝から雨模様となった。電車で都心に 向かう間にも、かなり強い雨が車窓を濡らしたのだった。立秋を前に ほどよく地面も..
-
節話§大雨時行~七十二候~大暑大暑の末候“大雨時行(たいうときどきにふる)”である。 毎日でも夕立が降ってくれればなあと思う。昨日も、昼前から入道雲 が湧き起こって、夕立の期待を抱かせてくれたのだが、ほしいほしい と思っ..
-
節話§土潤溽暑~七十二候~大暑大暑の次候“土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)”である。 昨日は土用丑の日だった。ウナギが品不足で高騰しているという話を 聞きながら、今年もこれまでどおりに土用丑の日にウナギを食べるこ と..
-
節話§桐始結花~七十二候~大暑大暑の初候“桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)”である。 桐の花がどんなものか知らなかった。調べてみたらこんな可憐な花だ と知った。大暑の時季に何と涼やかな花であろうか。 世間は大..