記事「七十二候」 の 検索結果 1056 件
-
季話§牡丹華~七十二候~穀雨穀雨の末候“牡丹華(ぼたんはなさく)”である。 牡丹の花は派手に過ぎて昔から苦手である。華やかでいいではないか という人も少なからずいるだろうが、原色の生々しさがこれでもかと いう感じで視界..
-
季話§霜止出苗~七十二候~穀雨穀雨の次候“霜止出苗(しもやんでなえいず)”である。 4月も終わりに近づいて、春の体裁も整ってきた。木々に葉が戻って きた我が家の周りも緑の海状態になってくれたおかげで、窓の外に視 線を移す..
-
季話§虹始見~七十二候~清明清明の末候“虹始見(にじはじめてあらわる)”である。 雨が降った後に虹が出るのは四季を問わずの現象ではないのかという 突っ込みをしたくなる。俳句の季語に単独で虹はなく、春虹といった 熟語とし..
-
季話§鴻鴈北~七十二候~清明昨日から清明の次候“鴻鴈北(こうがんかえる)”である。燕が飛来し てくると、入れ替わりに雁などの大型水鳥が北へと帰って行くのだ。 北へと戻る鳥達が北日本の上空から眼にする光景が、渡ってきた時と..
-
季話§玄鳥至~七十二候~清明清明の初候“玄鳥至(つばめきたる)”である。東京都内で燕の飛来を 見るのは、およそ4月半ばあたりだと思う。 マンションやアパートばかりで、軒下というものが少ない我がエリア では、燕を見かける..
-
季話§雷乃発声~七十二候~春分春分の末候“雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)”である。 春雷は太陽暦だともう少し前のことで、春先に移動性高気圧が通過し た、その後に低気圧がやってきて前線が通過する時に大気が不安定に ..
-
季話§桜始開~七十二候~春分明日は、春分の次候“桜始開(さくらはじめてひらく)”である。 桜も咲いて、いよいよ本格的な春が……と言いたいところだが、この 一週間ほどの寒さは、完全に冬へと逆戻りしたようではないか。東京 ..
-
季話§雀始巣~七十二候~春分昨日が春分の初候“雀始巣(すずめはじめてすくう)”でだった。 “暑さ寒さも彼岸まで”という気候である。日曜日、表に出たら、近 くの辛夷(コブシ)の花がほころんでいた。そうなると、あちらこちら ..
-
季話§菜虫化蝶~七十二候~啓蟄啓蟄の三候“菜虫化蝶(なむしちょうとなる)”である。 先週の地震で、そんな自然までが萎縮してしまったかはわからない。 人間の営み、自然の営み……地震は我々が抗えない自然の営みなので あるが、..
-
季話§桃始笑~七十二候~啓蟄啓蟄の次候“桃始笑(ももはじめてさく)”である。 春の季語に“山笑う”というのがあって好きな言葉の一つだが、日本 人の言語表現には、自然に感情があるかのような使い方をすることが ある。 ..
-
季話§蟄虫啓~七十二候~啓蟄昨日3月6日は啓蟄で、初候“蟄虫啓(すごもりむしとをひらく)”で もある。 それにしても先週の木曜金曜と冬に戻ったような寒さだった。春霞は どこへやら、金曜日などは輪郭くっきりな富士山が姿を..
-
季話§草木萠動~七十二候~雨水雨水の三候“草木萠動(そうもくめばえいずる)”である。 いよいよ春が動き出しつつあるということだ。この候に引き続いてが 二十四節気の“啓蟄”なわけで、そういえばこのところの雨降りのせ いか、..