記事「万葉集」 の 検索結果 7666 件
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『万葉集』を訓(よ)む(その二千二百四十七)今回は、一八四六番歌を訓む。題詞に「詠柳」とあり、本歌〜一八五三番歌の八首は「柳を詠む」歌である。 写本に異同はなく、原文は次の通り。 霜干 冬柳者 見人之 蘰可為 目..
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『万葉集』を訓(よ)む(その二千二百四十六)今回は、一八四五番歌を訓む。「霞を詠む」の三首目。 写本に異同はなく、原文は次の通り。 鴬之 春成良思 春日山 霞棚引 夜目見侶 一句「鴬之」は「鴬(うぐひす)..
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『万葉集』を訓(よ)む(その二千二百四十五)今回は、一八四四番歌を訓む。「霞を詠む」の二首目。 写本に異同はなく、原文は次の通り。 寒過 暖来良思 朝烏指 滓鹿能山尓 霞軽引 一句「寒過」は「寒(ふゆ)[..
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赤くなったり青くなったり。そしてこれらを混ぜれば?何やら、このとこ毎日、いつものパターンの独り相撲で、赤くなったり青くなったりしてる齋藤杏花(さいとうあんな)です。 赤と青を混ぜれば何になる?そうそう紫。 紫色の花の最たるとこ、ってことで、冒..
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『万葉集』を訓(よ)む(その二千二百四十四)今回は、一八四三番歌を訓む。題詞に「詠霞」とあり、本歌〜一八四五番歌の三首は「霞を詠む」歌である。 写本の異同はなく、原文は次の通り。 昨日社 年者極之賀 春霞 春日山尓 ..
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『万葉集』を訓(よ)む(その二千二百四十三)今回は、一八四二番歌を訓む。本歌は「雪を詠む」歌の十一首目。本歌の左注に「右二首問答」とあり、本歌は、前歌(一八四一番歌)の応答歌である。 写本の異同はなく、原文は次の通り。 除雪而 ..
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『万葉集』を訓(よ)む(その二千二百四十二)今回は、一八四一番歌を訓む。本歌は「雪を詠む」歌の十首目。 写本の異同としては、四句<落鴨来>のところ、『元暦校本』には「落来鴨」とあるが、『類聚古集』『紀州本』に「落鴨来」とあるの..
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さあ今日は新暦でも旧暦でも3月になる唯一の日曜日です。なら、噺のネタは、これっきゃないっスねどうも天候が安定しないのが春の特徴です。 そういえば漫画の『ドカベン』にもあったなあ。 何年生かの春センバツの際に、真夏日になった翌日に小雪の舞い散る中でゲームやったっての。 逆だったかな?..
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『万葉集』を訓(よ)む(その二千二百四十一)今回は、一八四〇番歌を訓む。本歌は「雪を詠む」歌の九首目。 写本の異同は、二句四字目<徙>。この字、『元暦校本』『類聚古集』『紀州本』に「徒」とあるのを『西本願寺本』が「徙」に直し、..
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新元号「令和」ビジネスが早速スタート題字は自筆(筆ペンですが) 新元号は令和(れいわ)、出典は万葉集 6案から絞る :日本経済新聞 2019年4月1日、午前11時半過ぎ、菅義偉官房長官から、新元号は「令和(れいわ)」と..
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『万葉集』を訓(よ)む(その二千二百四十)今回は、一八三九番歌を訓む。本歌は「雪を詠む」歌の八首目。 写本の異同はなく、原文は次の通り。 為君 山田之澤 恵具採跡 雪消之水尓 裳裾所沾 一句「為君」は「..
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吉野の美称 (マゾヒズムに花札を!より) ~ 『またしても季節感ナシ』 ~ 否、季節感はあるのだが…これを先に云っておかねば噺が半分も分らない、つーことで完全に後先ながら、本日2発目の記事です。 そうなんだよ、花札3月の赤短、 「みよしの」の文字が描かれてる唯一の札ではありませんか! つー..