記事「万葉集」 の 検索結果 7723 件
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5-893世間を 憂(う)しとやさしと 思へども 飛び立ちかねつ 鳥にしあらねば世間を 憂(う)しとやさしと 思へども 飛び立ちかねつ 鳥にしあらねば 世間乎 宇之等夜佐之等 於母倍杼母 飛立可祢都 鳥尓之安良祢婆
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5-892風交り 雨降る夜の 雨交り 雪降る夜は すべもなく風交り 雨降る夜の 雨交り 雪降る夜は すべもなく 寒くしあれば 堅塩(かたしほ)を とりつづしろひ 糟湯酒(かすゆざけ) うち啜(すす)ろひて しはぶかひ 鼻びしびしに しかとあらぬ ひげ掻き撫でて..
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5-891一世(ひとよ)には ふたたび見えぬ 父母(ちちはは)を 置きてや長く 我(あ)が別れなむ一世(ひとよ)には ふたたび見えぬ 父母(ちちはは)を 置きてや長く 我(あ)が別れなむ 一世尓波 二遍美延農 知々波々袁 意伎弖夜奈何久 阿我和加礼南
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5-889家にありて 母がとり見ば 慰むる 心はあらまし 死なば死ぬとも家にありて 母がとり見ば 慰むる 心はあらまし 死なば死ぬとも 家尓阿利弖 波々何刀利美婆 奈具佐牟流 許々呂波阿良麻志 斯奈婆斯農等母
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5-886たらちしの 母が目見ずて おほほしく いづち向きてか 我(あ)が別るらむたらちしの 母が目見ずて おほほしく いづち向きてか 我(あ)が別るらむ 多良知子能 波々何目美受提 意保々斯久 伊豆知武伎提可 阿我和可留良武
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5-888常知らぬ 道の長手を くれくれと いかにか行(ゆ)かむ 糧(かりて)はなしに常知らぬ 道の長手を くれくれと いかにか行(ゆ)かむ 糧(かりて)はなしに 都祢斯良農 道乃長手袁 久礼々々等 伊可尓可由迦牟 可利弖波奈斯尓
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5-886世間(よのなか)は かくのみならし 犬じもの 道に伏してや 命過ぎなむうちひさす 宮へ上(のぼ)ると たらちしや 母が手離れ 常知らぬ 国の奥処(おくか)を 百重山 越えて過ぎ行き いつしかも 都を見むと 思ひつつ 語らひ居(を)れど おのが身し 労(いた)はしければ ..
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5-885朝露の 消やすき我が身 他国(ひとくに)に 過ぎかてぬかも 親の目を欲り朝露の 消やすき我が身 他国(ひとくに)に 過ぎかてぬかも 親の目を欲り 朝露乃 既夜須伎我身 比等國尓 須疑加弖奴可母 意夜能目遠保利
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5-884国遠き 道の長手を おほほしく 今日や過ぎなむ 言どひもなく国遠き 道の長手を おほほしく 今日や過ぎなむ 言どひもなく 國遠伎 路乃長手遠 意保々斯久 計布夜須疑南 己等騰比母奈久
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5-883音に聞き 目にはいまだ見ず 佐用姫が 領巾(ひれ)振りきとふ 君松浦山(きみまつらやま)音に聞き 目にはいまだ見ず 佐用姫が 領巾(ひれ)振りきとふ 君松浦山(きみまつらやま) 於登尓吉岐 目尓波伊麻太見受 佐容比賣我 必礼布理伎等敷 吉民萬通良楊満
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5-882我(あ)が主の 御霊賜(みたまたま)ひて 春さらば 奈良の都に 召上(めさ)げたまはね我(あ)が主の 御霊賜(みたまたま)ひて 春さらば 奈良の都に 召上(めさ)げたまはね 阿我農斯能 美多麻々々比弖 波流佐良婆 奈良能美夜故尓 □佐宜多麻波祢
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5-881かくのみや 息づき居(を)らむ あらたまの 来経行(きへゆ)く年の 限り知らずてかくのみや 息づき居(を)らむ あらたまの 来経行(きへゆ)く年の 限り知らずて 加久能未夜 伊吉豆伎遠良牟 阿良多麻能 吉倍由久等志乃 可伎利斯良受提