記事「万葉集」 の 検索結果 7724 件
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【4-447】鞆の浦の礒のむろの木見むごとに相見し妹は忘らえめやも鞆の浦の礒のむろの木見むごとに相見し妹は忘らえめやも ●ともの浦の岩のむろの木を見るたびに、一緒に見た妻は忘れられない。 ●鞆浦之 礒之室木 将見毎 相見之妹者 将所忘八方 ●大伴旅人
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【4-446】我妹子が見し鞆の浦のむろの木は常世にあれど見し人ぞなき我妹子が見し鞆の浦のむろの木は常世にあれど見し人ぞなき ●愛する妻と見たともの浦のむろの木はいつまでもあるが、見たあの人はいない。 ●吾妹子之 見師鞆浦之 天木香樹者 常世有跡 見之人曽奈吉 ..
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【4-445】いつしかと待つらむ妹に玉梓の言だに告げず去にし君かもいつしかと待つらむ妹に玉梓の言だに告げず去にし君かも ●いつかえってくるのかと待っている妻にことづけもしないで、君はいってしまった。 ●何時然跡 待牟妹尓 玉梓乃 事太尓不告 徃公鴨
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【3-444】昨日こそ君はありしか思はぬに浜松の上に雲にたなびく昨日こそ君はありしか思はぬに浜松の上に雲にたなびく ●きのうはあなたは確かに生きていたのに今日は雲の上の人になってしまった。 ●昨日社 公者在然 不思尓 濱松之<於> 雲棚引
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【4-443】うつせみの 惜しきこの世を 露霜の 置きて去にけむ 時にあらずして天雲の 向伏す国の ますらをと 言はれし人は 天皇の 神の御門に 外の重に 立ち侍ひ 内の重に 仕へ奉りて 玉葛 いや遠長く 祖の名も 継ぎ行くものと 母父に 妻に子どもに 語らひて 立ちにし日よ..
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悲傷膳部王歌一首【4-442】世間は空しきものとあらむとぞこの照る月は満ち欠けしける世間は空しきものとあらむとぞこの照る月は満ち欠けしける ●世の中はむなしいものです。この照る月は満ちそして欠ける。 ●世間者 空物跡 将有登曽 此照月者 満闕為家流 ● 膳部王
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【4-440】都なる荒れたる家にひとり寝ば旅にまさりて苦しかるべし都なる荒れたる家にひとり寝ば旅にまさりて苦しかるべし ●都の荒れた家にひとりで寝るのは、旅以上にしんどいよう。 ●在<京> 荒有家尓 一宿者 益旅而 可辛苦 ●大伴旅人
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【4-439】帰るべく時はなりけり都にて誰が手本をか我が枕かむ帰るべく時はなりけり都にて誰が手本をか我が枕かむ ●帰るときがきたよ、都に。でもだれの腕枕で私は寝ればいいんだ。 ●應還 時者成来 京師尓而 誰手本乎可 吾将枕
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【4-438】愛しき人のまきてし敷栲の我が手枕をまく人あらめや愛しき人のまきてし敷栲の我が手枕をまく人あらめや ●いとしい人が枕にしていた腕、この腕を枕にする人が妻以外にあろうか。 ●愛 人之纒而師 敷細之 吾手枕乎 纒人将有哉 ●大伴旅人
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【4-441】大君の命畏み大殯の時にはあらねど雲隠ります大君の命畏み大殯の時にはあらねど雲隠ります ●大皇之 命恐 大荒城乃 時尓波不有跡 雲隠座 おおきみの御命令のまにまにいまだお命の限りではないが雲がかくれてしまいました。 ●倉橋部女王 ●..
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【3-454】はしきやし栄えし君のいましせば昨日も今日も我を召さましをはしきやし栄えし君のいましせば昨日も今日も我を召さましを ●私訳 栄えた旅人様が生きていたらきのうも今日も私を呼び出したでしょうに。 ●愛八師 榮之君乃 伊座勢<婆> 昨日毛今日毛..
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【4-453】我妹子が植ゑし梅の木見るごとに心咽せつつ涙し流る我妹子が植ゑし梅の木見るごとに心咽せつつ涙し流る ●妻が植えた梅の木を見るたびに心がむせて涙が止まらない。 ●吾妹子之 殖之梅樹 毎見 情咽都追 涕之流 ●大伴旅人