記事「万葉集」 の 検索結果 7725 件
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【4-416】百伝ふ磐余の池に鳴く鴨を今日のみ見てや雲隠りなむ●百伝ふ磐余の池に鳴く鴨を今日のみ見てや雲隠りなむ ●磐余の池に鳴く鴨、この鴨を見るのも今日を限りにして、私は雲のかなたに去って行くのか。 ●百傳 磐余池尓 鳴鴨乎 今日耳見哉 雲隠去牟 ●..
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【4-415】家にあらば妹が手まかむ草枕旅に臥やせるこの旅人あはれ●家にあらば妹が手まかむ草枕旅に臥やせるこの旅人あはれ ●家にいたなら、いつもいとしい妻の腕を枕にしているだろうに。草を枕に旅先で一人倒れ臥しておられるこの旅のお方は、ああいたわしい。 ●家有..
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【4-414】あしひきの岩根こごしみ菅の根を引かばかたみと標のみぞ結ふ●あしひきの岩根こごしみ菅の根を引かばかたみと標のみぞ結ふ ●山の岩がごつごつしているので、山菅の根は引きぬくことは難しいと思って、目印のしめ縄を張っておくばかりです。 ●足日木能 石根許其思..
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【4-413】須磨の海女の塩焼き衣の藤衣間遠にしあればいまだ着なれず●須磨の海女の塩焼き衣の藤衣間遠にしあればいまだ着なれず ●須磨の海の海人が塩を焼く時に着る服の藤の衣、その衣はごわごわしていて、時々に身に着けるだけだから、まだいっこうにしっくりしない。 ●..
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【4-412】いなだきにきすめる玉は二つなしかにもかくにも君がまにまに●いなだきにきすめる玉は二つなしかにもかくにも君がまにまに ●頭に束ねた髪の中に入れる玉のように大切な娘を、いかようにもあなたの好きにしてください。 ●伊奈太吉尓 伎須賣流玉者 無二 此方彼方..
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【4-411】我妹子がやどの橘いと近く植ゑてし故にならずはやまじ●我妹子がやどの橘いと近く植ゑてし故にならずはやまじ ●あなたのお庭の橘、これ見よがしに植えてあるのだもの、必ず実らせますよ。 ●吾妹兒之 屋前之橘 甚近 殖而師故二 不成者不止 ●大伴駿河..
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【4-410】橘を宿に植ゑ生ほし立ちて居て後に悔ゆとも験あらめやも●橘を宿に植ゑ生ほし立ちて居て後に悔ゆとも験あらめやも ●みかんを自分の家の庭に植えて、立ったり座ったり気をもんでいたけども、あとでみかんとられて後悔してもせんないですよ。 ●橘乎 屋前尓殖生..
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【4-409】一日には千重波しきに思へどもなぞその玉の手に巻きかたき●一日には千重波しきに思へどもなぞその玉の手に巻きかたき ●一日に千回打ち寄せる波のようにしきりにあなたのことを手にしたいのだけど、この玉なんて手に巻くことが難しいんだ。 ●一日尓波 千重浪敷..
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【4-408】なでしこがその花にもが朝な朝な手に取り持ちて恋ひぬ日なけむ●なでしこがその花にもが朝な朝な手に取り持ちて恋ひぬ日なけむ ●なでしこがあなただったらいいな、そしたら毎朝毎朝手にとって恋することができるのに。 ●石竹之 其花尓毛我 朝旦 手取持而 不戀日..
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【4-407】春霞春日の里の植ゑ子水葱苗なりと言ひし枝はさしにけむ●春霞春日の里の植ゑ子水葱苗なりと言ひし枝はさしにけむ ●ハルヒの里に植えられたかわいい水葱、まだ苗だといったけどもう立派に成長したのでようね。 ●春霞 春日里之 殖子水葱 苗有跡云師 柄者指..
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【3-406】我が祭る神にはあらず大夫に憑きたる神ぞよく祭るべし●我が祭る神にはあらず大夫に憑きたる神ぞよく祭るべし ●私が祀る神ではありません、マスラオについている神を祀りなさい。 ●吾祭 神者不有 大夫尓 認有神曽 好應祀 ●娘子 ●私見 結局自分..
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【4-405】春日野に粟蒔けりせば鹿待ちに継ぎて行かましを社し恨めし●春日野に粟蒔けりせば鹿待ちに継ぎて行かましを社し恨めし ●あなたが春日野に粟を蒔いたなら、鹿を狙いに毎日行きたいと思いますが、それにしても、そこに恐ろしい神の社のあることが恨めしい。(伊藤博 ..