記事「万葉集」 の 検索結果 7669 件
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『万葉集』を訓(よ)む(その千九百四)今回は、一五四〇番歌を訓む。「天皇御製歌二首」の二首目。 写本に異同はなく、原文は次の通り。 今朝乃旦開 鴈鳴寒 聞之奈倍 野邊能淺茅曽 色付丹来 一句「今朝乃..
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『万葉集』を訓(よ)む(その千九百三)今回は、一五三九番歌を訓む。題詞に「天皇御製歌二首」とあり、本歌と次歌(一五四〇番歌)の二首は、当時の今上天皇であった聖武天皇の作である。阿蘇『萬葉集全歌講義』が詳しく注しているのでそれを引用してお..
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『万葉集』を訓(よ)む(その千九百二)今回は、一五三八番歌を訓む。本歌は、前歌と二首一組として山上臣憶良によって詠まれたもので、秋の七種の花を詠みあげた旋頭歌である。 写本に異同はなく、原文は次の通り。 芽之花 乎花葛花 ..
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続・千数百年前の歌集・万葉集にも今旬のLGBTがあった?!何と古くて新しい古典!!このとこ投稿の進んでいる齋藤杏花 (さいとうあんな)です。 かくしてるうちに、金星と木星の接近も(身頃は)今日まで、そして明日は二十四節気の第三・啓蟄となります。 冬籠りの虫が這い出る頃、つー..
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『万葉集』を訓(よ)む(その千九百一)今回は、一五三七番歌を訓む。題詞に「山上臣憶良詠秋野花歌二首」とあって、本歌と次歌の二首は、山上臣憶良が秋の野の花を詠んだ歌である。 写本に異同はなく、原文は次の通り。 秋野尓 咲有花..
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『万葉集』を訓(よ)む(その千九百)今回は、一五三六番歌を訓む。題詞に「縁達帥歌一首」とあって、本歌は「縁達帥(えんだちし)」の歌である。阿蘇『萬葉集全歌講義』に「縁達師 未詳。縁達は僧名、師は、法師の意か。縁は百済系の姓、名を達師と..
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『万葉集』を訓(よ)む(その千八百九十九)今回は、一五三五番歌を訓む。題詞に「藤原宇合卿歌一首」とあり、作者は、「藤原宇合(ふぢはらのうまかひ)卿(まへつきみ)」である。井手『萬葉集全注』の注に「○藤原宇合卿 藤原不比等の第三子。藤原馬養と..
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一昨日の露烏戦争の話を続けましょう。あのウクライナ人ってのはねえ…枕なしでいきなり入りましょう。 一昨日の直前稿の続きです。 案の定でしたね、某国営放送の定時・ニュース7が1時間に時間延長しまして。 それほどのニュースバリューがありますか?ま、ま、その..
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『万葉集』を訓(よ)む(その千八百九十八)今回は、一五三四番歌を訓む。題詞に「石川朝臣老夫歌一首」とあり、「石川朝臣(いしかはのあそみ)老夫(おきな)」の歌である。阿蘇『萬葉集全歌講義』に「石川朝臣老夫 伝未詳。文武二年(六九八)七月に、美..
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『万葉集』を訓(よ)む(その千八百九十七)今回は、一五三三番歌を訓む。「笠朝臣(かさのあそみ)金村(かなむら)」が「伊香山(いかごやま)」で作った歌の二首目。 写本に異同はなく、原文は次の通り。 伊香山 野邊尓開有 芽..
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『万葉集』を訓(よ)む(その千八百九十六)今回は、一五三二番歌を訓む。題詞に「笠朝臣金村伊香山作歌二首」とあって、本歌と次歌(一五三三番歌)の二首は、「笠朝臣(かさのあそみ)金村(かなむら)」が「伊香山(いかごやま)」で作った歌である。作者..
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千数百年前の歌集・万葉集にも今旬のLGBTがあった?!何と古くて新しい古典!!数日前とは一転して今日はおらっとこ、春の陽気になるとか。 さもありなん。今日は二十四節気の一、雨水で御座いました。 天気予報は先取りして、タオルが凍った時期から桜の開花予想をしてました。 今..