記事「万葉集」 の 検索結果 7737 件
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『万葉集』を訓(よ)む(その521)今回は、336番歌を訓む。題詞に「沙弥満誓詠綿歌一首 [造筑紫觀音寺別當俗姓笠朝臣麻呂也]」とある。「沙弥(さみ)」(123番歌の題詞に既出)は、僧侶として最低の資格である十戒を受けただけの男性をい..
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『万葉集』を訓(よ)む(その520)今回は、335番歌を訓む。旅人の望郷の歌最後の五首目で、望郷の対象は二首目と同じ吉野である。写本の異同としては、5句の末字を『西本願寺本』他多くの写本が「毛」とするが、『類聚古集』には「如」とある。..
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『万葉集』を訓(よ)む(その519)今回は、334番歌を訓む。旅人の望郷の歌四首目で、前歌に引き続いて望郷の対象は明日香である。写本の異同としては、5句の一字目<忘>を多くの写本が「不忘」としているが、『類聚古集』には、「..
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『万葉集』を訓(よ)む(その518)今回は、333番歌を訓む。旅人の望郷の歌三首目で、望郷の対象は吉野から故郷の明日香に移る。写本に異同はなく、原文は次の通り。 淺茅原 曲曲二 物念者 故郷之 所念可聞 1句「淺茅原..
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『万葉集』を訓(よ)む(その517)今回は、332番歌を訓む。旅人の望郷の歌二首目であるが、これは、旅人が、数年前に詠んだ「吉野讃歌」(315番歌)の反歌である316番歌でも賛美した「象(きさ)の小河」を、もう一度見てみたいという切実..
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『万葉集』を訓(よ)む(その516)今回は、331番歌を訓む。題詞に「帥大伴卿歌五首」とあり、本歌~335番歌の五首は、大伴旅人の歌である。大伴旅人は、315・316番歌の作者として既出。神亀五年(728) 初めの頃から大宰帥(だざい..
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『万葉集』を訓(よ)む(その515)今回は、330番歌を訓む。前歌に続いて大伴四綱の歌である。 写本に異同はなく、原文は次の通り。 藤浪之 花者盛尓 成来 平城京乎 御念八君 1句「藤浪之」は「藤浪(ふぢなみ)の..
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『万葉集』を訓(よ)む(その514)今回は、329番歌を訓む。題詞「防人司佑大伴四綱歌二首」とあり、本歌と次歌(330番歌)は、「大伴四綱(おほとものよつな)」の作である。大伴四綱は、四縄とも書かれ、官人としての職歴でわかっているのは..
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『万葉集』を訓(よ)む(その513)今回は、328番歌を訓む。題詞に「大宰少貳小野老朝臣歌一首」とある。「大宰少貳(だざいのせうに)」は「大宰府の次官(従五位下相当官)」をいう。「大宰府(だざいふ)」について、『日本国語辞典』は次のよ..
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『万葉集』を訓(よ)む(その512)今回は、327番歌を訓む。題詞に「或娘子等<贈>裹乾鰒戯請通觀僧之咒願時通觀作歌一首」とある。5字目の<贈>は『西本願寺本』などには「賜」とあるが、『紀州本』の「贈」を採った..
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『万葉集』を訓(よ)む(その511)今回は、326番歌を訓む。題詞に「門部王在難波見漁父燭光作歌一首 [後賜姓大原真人氏也]」とあり、門部王が難波にいて漁師の漁り火を見て作った歌であることがわかる。作者の門部王(かどへのおほきみ)は3..
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『万葉集』を訓(よ)む(その510)今回は、325番歌を訓む。前回まで四回かけて訓んだ長歌(324番歌)の反歌である。 写本に異同はなく、原文は次の通り。 明日香河 川余藤不去 立霧乃 念應過 孤悲尓不有國 1句..