記事「万葉集」 の 検索結果 7738 件
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『万葉集』を訓(よ)む(その237)今回は、第155番歌を訓む。15句からなる長歌で、題詞に「従山科御陵退散之時額田王作歌一首」とある。「従山科御陵退散之時」は「山科(やましな)の御陵(みはか)より退(まか)り散(あら)くる時に」と訓..
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『万葉集』を訓(よ)む(その236)今回は、第154番歌を訓む。題詞に「石川夫人歌一首」とある。「後宮職員令(養老令)」によれば、天智七年二月条は、大臣の娘で天智天皇の皇子女を生んだ者をいずれも嬪(みめ)と称し、天武二年二月条では、大..
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『万葉集』を訓(よ)む(その235)今回は、第153番歌の続きで7句からを訓む。 7句「奥津加伊」は「奥(おき)[沖]つかい[櫂]」と訓む。「奥」は3句に同じで、「おき[沖]」。「おき」は「おく(奥)」と同根と言われ、同じ平面で、..
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田児の浦ゆうち出でて見れば真白にそ不尽の高値に雪は降りける田児の浦ゆうち出でて見れば真白にそ不尽(富士)の高値に雪は降りける 『万葉集』 山部赤人(wikipedia)
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『万葉集』を訓(よ)む(その234)今回は、第153番歌を訓む。本歌は、150番歌と同様に13句からなる小長歌で、作者は、題詞に「太后御歌一首」とあり、147~149番歌の三首と同じ、皇后の倭姫である。長歌と言っても、「五音、七音の二..
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『万葉集』を訓(よ)む(その233)今回は、第152番歌を訓む。151番歌(前歌)に続いて「天皇大殯之時歌二首」の二首目であり、前歌同様、歌の下に作者名を小文字で記した写本があって、本歌の作者は舎人吉年であることがわかる。「舎人」は官..
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『万葉集』を訓(よ)む(その232)今回は、第151番歌の続きを訓む。前回、未だ定訓のない1句・2句について述べたが、ここで現行注釈書の1句・2句の訓諸説を整理しておくと、 ① かからむとかねて知りせば … 注釈・全集・ ..
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『万葉集』を訓(よ)む(その231)今回は、第151番歌を訓む。題詞に「天皇大殯之時歌二首」とある。「天皇」は天智天皇を指す。「大殯」はオホアラキと訓み、アラキは、死者を葬る以前、その死体を安置しておく所またはその期間を表す言葉で、そ..
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『万葉集』を訓(よ)む(その230)今回は、第150番歌(13句からなる長歌)の7句からを訓む。 7句「玉有者」は「玉(たま)ならば」と訓む。ここの「玉」は装飾品としての「たま」で、球形あるいはそれに近い形の美しくて小さい石などを..
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『万葉集』を訓(よ)む(その228)今回は、第149番歌を訓む。題詞に「天皇崩後之時倭太后御作歌一首」とある。「崩後」の「後」を『細井本』は「御」とするが、他の写本いずれも「後」とあるのでそれに従う。「崩」は「死」と同義で、中国の書に..
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『万葉集』を訓(よ)む(その227)今回は、第148番歌を訓む。題詞に「一書曰近江天皇聖躰不豫御病急時太后奉獻御歌一首」とある。「一書曰」という形で始まっている題詞は、本歌と160番歌の二例しかなく、極めてめずらしい。「近江天皇」は、..
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『万葉集』を訓(よ)む(その226)今回から「天智天皇に捧げる挽歌」を取り上げる。147番歌~155番歌の短歌六首と長歌三首からなる歌群で、147番歌の題詞の一行目「近江大津宮御宇天皇代 [天命開別天皇謚曰天智天皇] 」は、155番歌..