記事「万葉集」 の 検索結果 7738 件
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『万葉集』を訓(よ)む(その191)今回は、第130番歌を訓む。題詞に「長皇子与皇弟御歌一首」とある。「皇弟」は「すめいろと」と訓み、皇族の一人である弟の意で、ここは同母弟の弓削皇子(ゆげのみこ)(111、119〜122番歌の作者とし..
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『万葉集』を訓(よ)む(その190)今回は、第129番歌を訓む。題詞に「大津皇子宮侍石川女郎贈大伴宿祢宿奈麻呂歌一首[女郎字曰山田郎女也宿奈麻呂宿祢者大納言兼大将軍卿之第三子也]」とある。[ ]部分は、小文字で二行に分かち書きされた注..
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『万葉集』を訓(よ)む(その189)今回は、第128番歌を訓む。題詞に「同石川女郎更贈大伴田主中郎歌一首」とあり、126番歌と同じ石川女郎が更に大伴田主中郎に贈ったのが本歌である。126番歌と同じ時に贈られたものであるかどうかは不明だ..
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『万葉集』を訓(よ)む(その188)今回は、第127番歌を訓む。本歌は、題詞に「大伴宿祢田主報贈歌一首」とあり、大伴宿祢田主(おほとものすくねたぬし)が、石川女郎の126番歌(以下、前歌という)に報(こた)えて贈った歌である。題詞の「..
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『万葉集』を訓(よ)む ー閑話休題(その13の3)ー今回も、126番歌の左注の続きを訓む。 「復恨心契之弗果」は「復(ま)た心(こころ)の契(ちぎり)の果(はた)さざるを恨(うら)む」と訓む。「復(ま)た」には次の三つの意味がある。①同じ行為、状態..
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『万葉集』を訓(よ)む ー閑話休題(その13の2)ー前回は、「東隣貧女将取火来矣」の解説の途中で終わってしまった。今回はその続きで、まず、「東隣貧女」は中国文学の表現を踏まえたものとする『萬葉集全注』の説を見てみよう。 小島憲之『上代日本文学..
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『万葉集』を訓(よ)む ー閑話休題(その13の1)ー今回は、閑話休題として、126番歌の左注を訓む。原文を順次区切りながら訓んでいこう。 「大伴田主字曰仲郎」は「大伴田主(おほとものたぬし)、字(あざな)を仲郎(ちうらう)と曰(い)ふ」と訓む。「..
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『万葉集』を訓(よ)む(その187)今回は、第126番歌を訓む。題詞に「石川女郎贈大伴宿祢田主歌一首」とあり、写本によっては、その下に小字2行で [即佐保大納言大伴卿之第二子 母曰巨勢朝臣也] と記しており、本歌は、石川女郎が大伴..
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『万葉集』を訓(よ)む(その186)今回は、第125番歌を訓む。本歌は「三方沙弥娶園臣生羽之女未經幾時臥病作歌三首」の三首目で、「三方沙弥」の作である。病床にあって妻の歌(124番歌)を受け取った夫が、妻のもとを訪ねることもできない我..
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『万葉集』を訓(よ)む(その185)今回は、第124番歌を訓む。本歌は、「三方沙弥」作の123番歌(以下、前歌という)に対する、妻の「園臣生羽の女」の返歌である。写本の異同としては、『元暦校本』『紀州本』が1句を「人者皆」としているが..
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『万葉集』を訓(よ)む(その百八十四)今回は、第123番歌を訓む。題詞に「三方沙弥娶園臣生羽之女未經幾時臥病作歌三首」とあり、「三方沙弥(みかたのさみ)が園臣生羽(そののおみいくは)の女(むすめ)を娶って、まだどれほども経っていないのに..
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『万葉集』を訓(よ)む(その183)今回は、第122番歌を訓む。「弓削皇子思紀皇女御歌四首」の四首目である。写本に異同はなく、原文は次の通り。 大船之 泊流登麻里能 絶多日二 物念痩奴 人能兒故尓 1句「大船之」..