記事「万葉集」 の 検索結果 7670 件
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20-4480畏きや 天(あめ)の御門(みかど)を 懸けつれば 音のみし泣かゆ 朝夕にして畏きや 天(あめ)の御門(みかど)を 懸けつれば 音のみし泣かゆ 朝夕にして 可之故伎也 安米乃美加度乎 可氣都礼婆 祢能未之奈加由 安佐欲比尓之弖
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20-4479朝夕(あさよひ)に 音(ね)のみし泣けば 焼き太刀(たち)の 利心(とごころ)も我(あ)れは 思ひかねつも朝夕(あさよひ)に 音(ね)のみし泣けば 焼き太刀(たち)の 利心(とごころ)も我(あ)れは 思ひかねつも 安佐欲比尓 祢能未之奈氣婆 夜伎多知能 刀其己呂毛安礼波 於母比加祢都毛
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20-4478佐保川に 凍りわたれる 薄ら氷(び)の 薄き心を 我が思はなくに佐保川に 凍りわたれる 薄ら氷(び)の 薄き心を 我が思はなくに 佐保河波尓 許保里和多礼流 宇須良婢乃 宇須伎許己呂乎 和我於毛波奈久尓
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20-4477夕霧に 千鳥の鳴きし 佐保路をば 荒しやしてむ 見るよしをなみ夕霧に 千鳥の鳴きし 佐保路をば 荒しやしてむ 見るよしをなみ 由布義理尓 知杼里乃奈吉志 佐保治乎婆 安良之也之弖牟 美流与之乎奈美
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20-4475初雪は 千重に降りしけ 恋ひしくの 多かる我れは 見つつ偲は初雪は 千重に降りしけ 恋ひしくの 多かる我れは 見つつ偲は 波都由伎波 知敝尓布里之家 故非之久能 於保加流和礼波 美都々之努波牟
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20-4476奥山の しきみが花の 名のごとや しくしく君に 恋ひわたりなむ奥山の しきみが花の 名のごとや しくしく君に 恋ひわたりなむ 於久夜麻能 之伎美我波奈能 奈能其等也 之久之久伎美尓 故非和多利奈無
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20-4474群鳥(むらどり)の 朝立ち去(い)にし 君が上は さやかに聞きつ 思ひしごとく群鳥(むらどり)の 朝立ち去(い)にし 君が上は さやかに聞きつ 思ひしごとく 武良等里乃 安佐太知伊尓之 伎美我宇倍波 左夜加尓伎吉都 於毛比之其等久
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20-4473うちひさす 都の人に 告げまくは 見し日のごとく ありと告げこそうちひさす 都の人に 告げまくは 見し日のごとく ありと告げこそ 宇知比左須 美也古乃比等尓 都氣麻久波 美之比乃其等久 安里等都氣己曽
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20-4472大君の 命畏(みことかしこ)み 於保(おほ)の浦を そがひに見つつ 都へ上る大君の 命畏(みことかしこ)み 於保(おほ)の浦を そがひに見つつ 都へ上る 於保吉美乃 美許登加之古美 於保乃宇良乎 曽我比尓美都々 美也古敝能保流 まず、題詞に登場する安宿王とは、 ..
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20-4471消残(けのこ)りの 雪にあへ照る あしひきの 山橘(やまたちばな)を つとに摘み来(こ)な消残(けのこ)りの 雪にあへ照る あしひきの 山橘(やまたちばな)を つとに摘み来(こ)な 氣能己里能 由伎尓安倍弖流 安之比奇乃 夜麻多知波奈乎 都刀尓通弥許奈
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20-4470水泡(みづぼ)なす 仮(か)れる身ぞとは 知れれども なほし願ひつ 千年(ちとせ)の命を水泡(みづぼ)なす 仮(か)れる身ぞとは 知れれども なほし願ひつ 千年(ちとせ)の命を 美都煩奈須 可礼流身曽等波 之礼々杼母 奈保之祢我比都 知等世能伊乃知乎
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20-4469渡る日の 影に競ひて 尋ねてな 清きその道 またもあはむため渡る日の 影に競ひて 尋ねてな 清きその道 またもあはむため 和多流日能 加氣尓伎保比弖 多豆祢弖奈 伎欲吉曽能美知 末多母安波無多米