記事「万葉集」 の 検索結果 7670 件
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20-4468うつせみは 数なき身なり 山川の さやけき見つつ 道を尋ねなうつせみは 数なき身なり 山川の さやけき見つつ 道を尋ねな 宇都世美波 加受奈吉身奈利 夜麻加波乃 佐夜氣吉見都々 美知乎多豆祢奈
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20-4467剣太刀(つるぎたち) いよよ磨(と)ぐべし 古(いにしへ)ゆ さやけく負ひて 来にしその名ぞ剣太刀(つるぎたち) いよよ磨(と)ぐべし 古(いにしへ)ゆ さやけく負ひて 来にしその名ぞ 都流藝多知 伊与餘刀具倍之 伊尓之敝由 佐夜氣久於比弖 伎尓之曽乃名曽
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20-4466磯城島(しきしま)の 大和の国に 明らけき 名に負ふ伴の男 心つとめよ磯城島(しきしま)の 大和の国に 明らけき 名に負ふ伴の男 心つとめよ 之奇志麻乃 夜末等能久尓々 安伎良氣伎 名尓於布等毛能乎 己許呂都刀米与
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20-4465久方の 天の門開き 高千穂の 岳(たけ)に天降(あも)りし久方の 天の門開き 高千穂の 岳(たけ)に天降(あも)りし 皇祖(すめろき)の 神の御代(みよ)より はじ弓を 手握(たにぎ)り持たし 真鹿子矢(まかごや)を 手挟(たばさ)み添へて 大久米(おほくめ..
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20-4464霍公鳥 懸けつつ君が 松蔭に 紐解き放(さ)くる 月近づきぬ霍公鳥 懸けつつ君が 松蔭に 紐解き放(さ)くる 月近づきぬ 保等登藝須 可氣都々伎美我 麻都可氣尓 比毛等伎佐久流 都奇知可都伎奴
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20-4463霍公鳥(ほととぎす) まづ鳴く朝明(あさけ) いかにせば 我が門過(かどす)ぎじ 語り継ぐまで霍公鳥(ほととぎす) まづ鳴く朝明(あさけ) いかにせば 我が門過(かどす)ぎじ 語り継ぐまで 保等登藝須 麻豆奈久安佐氣 伊可尓世婆 和我加度須疑自 可多利都具麻□
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20-4462舟競(ふなぎほ)ふ 堀江の川の 水際(みなきは)に 来居つつ鳴くは 都鳥(みやこどり)かも舟競(ふなぎほ)ふ 堀江の川の 水際(みなきは)に 来居つつ鳴くは 都鳥(みやこどり)かも 布奈藝保布 保利江乃可波乃 美奈伎波尓 伎為都々奈久波 美夜故杼里香蒙
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20-4461堀江より 水脈さかのぼる 楫の音の 間なくぞ奈良は 恋しかりける堀江より 水脈さかのぼる 楫の音の 間なくぞ奈良は 恋しかりける 保里江欲利 美乎左香能保流 梶音乃 麻奈久曽奈良波 古非之可利家留
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20-4460堀江漕ぐ 伊豆手(いづて)の舟の 楫つくめ 音しば立ちぬ 水脈早(みをはや)みかも堀江漕ぐ 伊豆手(いづて)の舟の 楫つくめ 音しば立ちぬ 水脈早(みをはや)みかも 保利江己具 伊豆手乃船乃 可治都久米 於等之婆多知奴 美乎波也美加母
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20-4459葦刈りに 堀江漕ぐなる 楫の音は 大宮人(おほみやひと)の 皆聞くまでに葦刈りに 堀江漕ぐなる 楫の音は 大宮人(おほみやひと)の 皆聞くまでに 蘆苅尓 保里江許具奈流 可治能於等波 於保美也比等能 未奈伎久麻泥尓
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20-4458にほ鳥の 息長川(おきながかは)は 絶えぬとも 君に語らむ 言尽きめやもにほ鳥の 息長川(おきながかは)は 絶えぬとも 君に語らむ 言尽きめやも 尓保杼里乃 於吉奈我河波半 多延奴等母 伎美尓可多良武 己等都奇米也母
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20-4457住吉(すみのえ)の 浜松が根の 下延(したは)へて 我が見る小野の 草な刈りそね住吉(すみのえ)の 浜松が根の 下延(したは)へて 我が見る小野の 草な刈りそね 須美乃江能 波麻末都我根乃 之多婆倍弖 和我見流乎努能 久佐奈加利曽祢