記事「万葉集」 の 検索結果 7738 件
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『万葉集』を訓(よ)む(その106)ー「藤原宮御井歌」4前回は、第52番歌の18句まで訓んだが、13句〜18句の「日本(やまと)の 青(あを)香具山は 日の經(たて)の 大御門(おほみかど)に 春山と しみさび立有(たて)り」は、6句4連の対句の第1連で..
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『万葉集』を訓(よ)む(その105)ー「藤原宮御井歌」3今回は、第52番歌の12句から訓む。 12句「見之賜者」は「見(め)し賜(たま)へば」と訓む。「見之」は、サ行四段活用の他動詞「めす」の連用形「めし」と訓む。第50番歌の8句のところで述べたよう..
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『万葉集』を訓(よ)む(その104)ー「藤原宮御井歌」2今回は、第52番歌の3句から訓む。 3句「高照」は「高(たか)照(て)らす」と訓む。「照らす」は動詞「照る」の尊敬語。天上に高く照りたまう、の意で「日の皇子」にかかる枕詞。第45番歌及び第50番..
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『万葉集』を訓(よ)む(その103)ー「藤原宮御井歌」1今回から、「藤原宮御井歌」という題詞を持つ第52番歌を訓む。この歌は、新都の藤原宮を寿ぐ宮廷の儀礼歌であり、43句からなる長歌である。原文は次の通りであるが、異同のある字は< >書きとした..
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『万葉集』を訓(よ)む(その102)−51番歌「志貴皇子御作歌」2前回、第51番歌の2句の解説の途中で終わったので、今回はその続きから。まずこの2句の解釈についての主要な説を見ておこう。 山田孝雄『万葉集講義』には、「(明日香に)都のありしとき采女の袖吹きかへし..
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『万葉集』を訓(よ)む(その101)−51番歌「志貴皇子御作歌」1今回は、第51番歌を訓む。題詞に「従明日香宮遷居藤原宮之後志貴皇子御作歌」[明日香宮よりに遷居(うつ)りし後、志貴皇子の御作歌]とある。まずは、この題詞をもとに作歌の時期と作者について考えてみよう。 ..
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『万葉集』を訓(よ)む(その100)ー「藤原宮之役民作歌」9今回は第50番歌の訓みの纏めという事になる。長い長歌なのでまずその構成を確認しておこう。この長歌は4段落に別けることができる。すなわち、 第1段落は、最初の12句で、持統天皇の所思を詠う。 ..
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『万葉集』を訓(よ)む(その99)ー「藤原宮之役民作歌」8前回に引き続き第50番歌を訓む。今回は44句から47の末句まで。 44句「五十日太尓作」は「いかだに作(つく)り」と訓む。「五十」は数字だが「い」を表わす借訓仮名としてよく用いられ、ここも「いかだ..
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『万葉集』を訓(よ)む(その98)ー「藤原宮之役民作歌」7前回に引き続き第五十番歌を訓む。今回は三十九句から。 39句「新代登」は「新(あらた)代(よ)と」と訓む。「新代」は「旧に替わって新しくなった世。事あらたまった新時代。」の意。持統天皇が正式に即位..
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『万葉集』を訓(よ)む(その97)ー「藤原宮之役民作歌」6前回に引き続き第五十番歌を訓む。今回は31句から。 31句「吾作」 は「吾(わ)が作(つく)る」と訓む。共に既出の正訓字。「作(つく)る」はラ行四段活用の他動詞で、「新しく創造する。また、材料・..
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『万葉集』を訓(よ)む(その96)ー「藤原宮之役民作歌」5前回に引き続き第50番歌を訓む。今回は26句から。 26句「散和久御民毛」は「さわく御民(みたみ)も」と訓む。「散和久」は全て音仮名で、「散」はサ音を表わす略音仮名。「和」「久」はワ音・ク音を表わ..
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『万葉集』を訓(よ)む(その95)ー「藤原宮之役民作歌」4前回に引き続き第50番歌を訓む。今回は17句から。 17句「衣手能」は「衣手(ころもで)の」と訓む。「衣手」は、着物の手の意から「衣服の袖。たもと。」を意味する。古くから、多く和歌に用いられ、「衣..