記事「万葉集」 の 検索結果 7738 件
-
『万葉集』を訓(よ)む(その94)ー「藤原宮之役民作歌」3前回に引き続き第50番歌を訓む。今回は12句から。 12句「所念奈戸二」は「念(おも)ほすなへに」と訓む。「所念」については第7番歌5句に既出で、その時には、「所」と「念」の間に返り点のレ点を打ち..
-
『万葉集』を訓(よ)む(その93)ー「藤原宮之役民作歌」2今回は、第50番歌の6句から訓む。 6句「藤原我宇倍尓」は「藤原(ふぢはら)がうへに」と訓む。「藤原」は正訓字で、奈良県橿原市東部の古地名。「藤井が原」とも呼ばれていたことから、藤の木陰に良い井水..
-
『万葉集』を訓(よ)む(その92)ー「藤原宮之役民作歌」1今回より、第50番歌を訓む。この歌には「藤原宮之役民作歌」という題詞があり、左注には「右日本紀曰 朱鳥七年癸巳秋八月幸藤原宮地 八年甲午春正月幸藤原宮 冬十二月庚戌朔乙卯遷居藤原宮」と書かれてい..
-
『万葉集』を訓(よ)むー閑話休題(その8)ー人麻呂「安騎野歌」のまとめ今回は閑話休題として、「安騎野歌」の歌群全体を振り返り、長歌に付随する「反歌」にあたる短歌四首に付いての仮説、即ち、はじめ46・47番歌の二首が長歌45番歌の反歌として作られ、その後に48・49番歌..
-
『万葉集』を訓(よ)む(その91)ー人麻呂「安騎野歌」短歌四首5前回、第49番歌の第1句の解説で、契沖『万葉代匠記』及び山田孝雄『萬葉集講義』の説を紹介した所で終わった。共に1句の最後の「斯」を「知」を表わすための仮名と考えたものであるが、この説は、草壁皇子のこと..
-
『万葉集』を訓(よ)む(その90)ー人麻呂「安騎野歌」短歌四首5前回は、第48番歌5句の解説の途中で終わってしまった。5句「月西渡」を「月(つき)かたぶきぬ」と訓み、「西渡」は義訓であるとした。「月西渡」を全て正訓字と見て、「月西(にし)渡(わた)る」と訓む説も..
-
『万葉集』を訓(よ)む(その89)ー人麻呂「安騎野歌」短歌四首4前回は、第48番歌2句の解説の途中で終わってしまった。2句「野炎」を「野(の)らに炎(けぶり)は」と訓むとしたが、真淵の訓ではここを「野(の)に炎(かぎろひ)の」としている。真淵の訓の方が優れていると..
-
『万葉集』を訓(よ)む(その88)ー人麻呂「安騎野歌」短歌四首3前回、短歌四首のうち、前の二首まで訓み終えた。今回は第三首目の第48番歌の訓みに挑む。挑むという表現を使ったのは第48番歌が難訓歌の故である。というと驚かれる方が少なくないだろう。というのもこの歌は..
-
『万葉集』を訓(よ)む(その86)ー人麻呂「安騎野歌」短歌四首1前回まで「安騎野歌」と称される一連の歌群のうち長歌一首を訓んできた。今回からは長歌に付随する「反歌」にあたる短歌四首に進むわけであるが、まず問題にしなければならないのは、この四首の標題が「反歌」ではな..
-
『万葉集』を訓(よ)む(その85)ー人麻呂「安騎野歌」5今回は、第45番歌の残り5句、21句〜25句を訓む。 21句「旗すすき」 は「旗(はた)すすき」と訓み、「長く伸びた穂が風に吹かれて旗のようになびいている薄(すすき)」のこと。 22句「しのを..
-
『万葉集』を訓(よ)む(その84)ー人麻呂「安騎野歌」4今回は、第45番歌の11句からを訓む。 11句「真木立」は「真木(まき)立(た)つ」と訓む。「真木」は、すぐれた木の意で、建築材料となる杉や檜などの総称。檜などの生い茂っている山のことを「真木立つ..
-
『万葉集』を訓(よ)む(その83)ー人麻呂「安騎野歌」3今回は、45番歌の5句からを訓む。 5句「神ながら」は「神(かむ)ながら」と訓む。38番歌の3句に既出。「かみ(神)」が名詞や動詞などの上に来て複合を作る場合、多くは「かむ」(後には「かん」)の..