記事「万葉集」 の 検索結果 7738 件
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『万葉集』を訓(よ)む(その72)今回は、第38番歌の9句からを訓む。 9句「上立」は「上(のぼ)り立(た)ち」と訓む。2字とも正訓字。「のぼりたち」は第2番歌5句に「騰立」の表記で既出。現在では「のぼる」には、「登る」「昇る」..
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『万葉集』を訓(よ)む(その71)今回から、「吉野讃歌」の2首目の長歌である第38番歌を訓む。写本の異同は、左記の原文で<x>のところで、<芳>ー吉、<勢>ーなし、<婆>ー波、<..
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『万葉集』を訓(よ)む(その70)今回は、第36番歌(以下、長歌という)の反歌である第37番歌を訓む。写本に異同は無く、原文は次の通り。 雖見飽奴 吉野乃河之 常滑乃 絶事無久 復還見牟 1句「雖見飽奴」は「見..
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『万葉集』を訓(よ)む(その69)前回まで、柿本人麻呂の「吉野讃歌」と称される長歌の一つである第36番歌を訓んできた。その結果、第36番歌の漢字仮名交じり文と口訳を示すと、次のようになる。 やすみしし 吾(わ)が大王(おほき..
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『万葉集』を訓(よ)む(その68)今回は、第36番歌の17句の訓みからはじめる。 17句「船並弖」は「船(ふね)並(な)めて」と訓む。「船」「並」は正訓字。「弖」はテ音を表わす常用の音仮名。第4番歌3句に「馬なめて」とあったのと..
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『万葉集』を訓(よ)む(その67)今回は、第36番歌の9句の訓みからはじめる。 9句「御心乎」は「御心(みこころ)を」と訓む。「御心」は正訓字。「乎」はヲ音を表わす常用の音仮名。「御心(みこころ)」は、相手、特に神や天皇を敬ってそ..
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『万葉集』を訓(よ)む(その66)今回から、柿本人麻呂の「吉野讃歌」と称される長歌と反歌、第36番歌〜第39番歌を訓む。まず第36番歌、題詞には「幸于吉野宮之時柿本朝臣人麻呂作歌[吉野宮に幸せる時に、柿本朝臣人麻呂が作る]」とあり、持..
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『万葉集』を訓(よ)む(その65)今回は、第35番歌を訓む。題詞に「越勢能山時阿閇皇女御作歌【勢能山(せのやま)を越ゆる時の阿閇(あへの)皇女(ひめみこ)の御作歌(みうた)】」とあり、作者は阿閇皇女とわかるが、詠まれた時は確定できない..
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『万葉集』を訓(よ)む(その64)今回は、第34番歌を訓む。この題詞には「幸于紀伊國時川嶋皇子御作歌 [或云山上臣憶良作]【紀伊(きの)國(くに)に幸(いでま)しし時に川嶋皇子(かわしまのみこ)の御作歌(みうた) [或は云ふ、山上臣憶..
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『万葉集』を訓(よ)む(その63)今回は、第33番歌を訓む。第32番歌の題詞がこの歌まで及んでおり、作者は高市連黒人である。写本に異同はなく、原文は次の通り。 樂浪乃 國都美神乃 浦佐備而 荒有京 見者悲毛 ..
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『万葉集』を訓(よ)む(その62)今回は、第32番歌を訓む。この歌の題詞には「高市古人感傷近江舊堵作歌 [或書云高市連黒人]」【高市古人が近江の舊堵(きゅうと)を感傷して作る歌 [或書云高市連黒人]】とある。作者は、題詞にある「高..
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『万葉集』を訓(よ)む(その61)今回は、第29番歌の反歌の2首目である第31番歌を訓む。写本にはほぼ異同はないが、4句の末字「二」を「尓」とするものがある。多くは「二」としているのでそれに従う。また、この歌には「一云」として、語句..