記事「万葉集」 の 検索結果 7670 件
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20-4430荒(あら)し男(を)の いをさ手挟(たはさ)み 向ひ立ち かなるましづみ 出でてと我(あ)が来る荒(あら)し男(を)の いをさ手挟(たはさ)み 向ひ立ち かなるましづみ 出でてと我(あ)が来る 阿良之乎乃 伊乎佐太波佐美 牟可比多知 可奈流麻之都美 伊□弖登阿我久流
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20-4429馬屋(うまや)なる 縄立つ駒(こま)の 後(おく)るがへ 妹が言ひしを 置きて悲しも馬屋(うまや)なる 縄立つ駒(こま)の 後(おく)るがへ 妹が言ひしを 置きて悲しも 宇麻夜奈流 奈波多都古麻乃 於久流我弁 伊毛我伊比之乎 於岐弖可奈之毛
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20-4428我が背なを 筑紫は遣りて 愛(うつく)しみ えひは解かなな あやにかも寝む我が背なを 筑紫は遣りて 愛(うつく)しみ えひは解かなな あやにかも寝む 和我世奈乎 都久志波夜利弖 宇都久之美 叡比波登加奈々 阿夜尓可毛祢牟
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20-4427家の妹ろ 我(わ)を偲ふらし 真結(まゆす)ひに 結ひし紐の 解くらく思へば家の妹ろ 我(わ)を偲ふらし 真結(まゆす)ひに 結ひし紐の 解くらく思へば 伊波乃伊毛呂 和乎之乃布良之 麻由須比尓 由須比之比毛乃 登久良久毛倍婆
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20-4426天地(あめつし)の 神に幣置(ぬさお)き 斎(いは)ひつつ いませ我(わ)が背な 我(あ)れをし思はば天地(あめつし)の 神に幣置(ぬさお)き 斎(いは)ひつつ いませ我(わ)が背な 我(あ)れをし思はば 阿米都之乃 可未尓奴佐於伎 伊波比都々 伊麻世和我世奈 阿礼乎之毛波婆
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20-4425防人に 行くは誰(た)が背と 問ふ人を 見るが羨しさ 物思ひもせず防人に 行くは誰(た)が背と 問ふ人を 見るが羨しさ 物思ひもせず 佐伎毛利尓 由久波多我世登 刀布比登乎 美流我登毛之佐 毛乃母比毛世受
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20-4424色深く 背なが衣は 染めましを み坂給(さかたま)らば まさやかに見む色深く 背なが衣は 染めましを み坂給(さかたま)らば まさやかに見む 伊呂夫可久 世奈我許呂母波 曽米麻之乎 美佐可多婆良婆 麻佐夜可尓美無
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20-4423足柄の 御坂に立して 袖振らば 家(いは)なる妹は さやに見もかも足柄の 御坂に立して 袖振らば 家(いは)なる妹は さやに見もかも 安之我良乃 美佐可尓多志弖 蘇□布良波 伊波奈流伊毛波 佐夜尓美毛可母
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20-4422我が背なを 筑紫へ遣りて 愛しみ 帯は解かなな あやにかも寝も我が背なを 筑紫へ遣りて 愛しみ 帯は解かなな あやにかも寝も 我世奈乎 都久之倍夜里弖 宇都久之美 於妣波等可奈々 阿也尓加母祢毛
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20-4421我が行きの 息づくしかば 足柄の 峰延(みねは)ほ雲を 見とと偲はね我が行きの 息づくしかば 足柄の 峰延(みねは)ほ雲を 見とと偲はね 和我由伎乃 伊伎都久之可婆 安之我良乃 美祢波保久毛乎 美等登志努波祢
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20-4420草枕 旅の丸寝の 紐絶えば 我(あ)が手と付けろ これの針持(はるも)し草枕 旅の丸寝の 紐絶えば 我(あ)が手と付けろ これの針持(はるも)し 久佐麻久良 多妣乃麻流祢乃 比毛多要婆 安我弖等都氣呂 許礼乃波流母志
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20-4419家(いは)ろには 葦火焚(あしふた)けども 住みよけを 筑紫(つくし)に至りて 恋(こふ)しけ思はも家(いは)ろには 葦火焚(あしふた)けども 住みよけを 筑紫(つくし)に至りて 恋(こふ)しけ思はも 伊波呂尓波 安之布多氣騰母 須美与氣乎 都久之尓伊多里弖 古布志氣毛波母