記事「万葉集」 の 検索結果 7670 件
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20-4381国々の 防人集ひ 船乗りて 別るを見れば いともすべなし国々の 防人集ひ 船乗りて 別るを見れば いともすべなし 久尓具尓乃 佐岐毛利都度比 布奈能里弖 和可流乎美礼婆 伊刀母須敝奈之
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20-4382ふたほがみ 悪(あ)しけ人なり あたゆまひ 我がする時に 防人にさすふたほがみ 悪(あ)しけ人なり あたゆまひ 我がする時に 防人にさす 布多の長官は悪い人だ。熱病を私が患っている時に、防人に指名した。 「尓佐須 布多の長官は悪い人だ。熱病..
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20-4380難波津(なにはと)を 漕ぎ出て見れば 神さぶる 生駒高嶺(いこまたかね)に 雲ぞたなびく難波津(なにはと)を 漕ぎ出て見れば 神さぶる 生駒高嶺(いこまたかね)に 雲ぞたなびく 奈尓波刀乎 己岐□弖美例婆 可美佐夫流 伊古麻多可祢尓 久毛曽多奈妣久
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20-4379白波の 寄そる浜辺(はまへ)に 別れなば いともすべなみ 八度袖振(やたびそでふ)る白波の 寄そる浜辺(はまへ)に 別れなば いともすべなみ 八度袖振(やたびそでふ)る 之良奈美乃 与曽流波麻倍尓 和可例奈波 伊刀毛須倍奈美 夜多妣蘇弖布流
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20-4378月日(つくひ)やは 過(す)ぐは行けども 母父が 玉の姿は 忘れせなふも月日(つくひ)やは 過(す)ぐは行けども 母父が 玉の姿は 忘れせなふも 都久比夜波 須具波由氣等毛 阿母志々可 多麻乃須我多波 和須例西奈布母
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20-4377母刀自(あもとじ)も 玉にもがもや 戴きて みづらの中に 合(あ)へ巻かまくも母刀自(あもとじ)も 玉にもがもや 戴きて みづらの中に 合(あ)へ巻かまくも 阿母刀自母 多麻尓母賀母夜 伊多太伎弖 美都良乃奈可尓 阿敝麻可麻久母
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20-4376旅行きに 行くと知らずて 母父(あもしし)に 言申(ことまを)さずて 今ぞ悔しけ旅行きに 行くと知らずて 母父(あもしし)に 言申(ことまを)さずて 今ぞ悔しけ 多妣由岐尓 由久等之良受弖 阿母志々尓 己等麻乎佐受弖 伊麻叙久夜之氣
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20-4375松の木(け)の 並みたる見れば 家人(いはびと)の 我れを見送ると 立たりしもころ松の木(け)の 並みたる見れば 家人(いはびと)の 我れを見送ると 立たりしもころ 麻都能氣乃 奈美多流美礼波 伊波妣等乃 和例乎美於久流等 多々理之母己呂
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20-4374天地(あめつち)の 神を祈りて 猟矢貫(さつやぬ)き 筑紫(つくし)の島を 指して行く我れは天地(あめつち)の 神を祈りて 猟矢貫(さつやぬ)き 筑紫(つくし)の島を 指して行く我れは 阿米都知乃 可美乎伊乃里弖 佐都夜奴伎 都久之乃之麻乎 佐之弖伊久和例波
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20-4373今日よりは 返り見なくて 大君の 醜(しこ)の御楯(みたて)と 出で立つ我れは今日よりは 返り見なくて 大君の 醜(しこ)の御楯(みたて)と 出で立つ我れは 祁布与利波 可敝里見奈久弖 意富伎美乃 之許乃美多弖等 伊□多都和例波
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20-4372足柄の み坂給(さかたま)はり 返り見ず 我(あ)れは越(く)え行く 荒し夫(を)も 立しやはばかる 不破(ふは)の関 越えて我(わ)は行く 馬(むま)の爪 筑紫(つくし)の崎に 留(ち)まり居て 我(あ)れは斎(いは)はむ 諸々は 幸(さけ)くと申(まを)す 帰り来までに足柄の み坂給(さかたま)はり 返り見ず 我(あ)れは越(く)え行く 荒し夫(を)も 立しやはばかる 不破(ふは)の関 越えて我(わ)は行く 馬(むま)の爪 筑紫(つくし)の崎に 留(ち)まり居て 我..
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20-4371橘の 下吹く風の かぐはしき 筑波(つくは)の山を 恋ひずあらめかも橘の 下吹く風の かぐはしき 筑波(つくは)の山を 恋ひずあらめかも 多知波奈乃 之多布久可是乃 可具波志伎 都久波能夜麻乎 古比須安良米可毛