記事「万葉集」 の 検索結果 7671 件
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20-4371橘の 下吹く風の かぐはしき 筑波(つくは)の山を 恋ひずあらめかも橘の 下吹く風の かぐはしき 筑波(つくは)の山を 恋ひずあらめかも 多知波奈乃 之多布久可是乃 可具波志伎 都久波能夜麻乎 古比須安良米可毛
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20-4370霰降り 鹿島の神を 祈りつつ 皇御軍(すめらみくさ)に 我れは来(き)にしを霰降り 鹿島の神を 祈りつつ 皇御軍(すめらみくさ)に 我れは来(き)にしを 阿良例布理 可志麻能可美乎 伊能利都々 須米良美久佐尓 和例波伎尓之乎
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20-4369筑波嶺(つくはね)の さ百合(ゆる)の花の 夜床(ゆとこ)にも 愛(かな)しけ妹ぞ 昼も愛しけ筑波嶺(つくはね)の さ百合(ゆる)の花の 夜床(ゆとこ)にも 愛(かな)しけ妹ぞ 昼も愛しけ 都久波祢乃 佐由流能波奈能 由等許尓母 可奈之家伊母曽 比留毛可奈之祁
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20-4368久慈川は 幸(さけ)くあり待て 潮船に ま楫しじ貫き 我は帰り来む久慈川は 幸(さけ)くあり待て 潮船に ま楫しじ貫き 我は帰り来む 久自我波々 佐氣久阿利麻弖 志富夫祢尓 麻可知之自奴伎 和波可敝里許牟
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20-4367我(あ)が面(もて)の 忘れもしだは 筑波嶺(つくはね)を 振り放け見つつ 妹は偲(しぬ)はね我(あ)が面(もて)の 忘れもしだは 筑波嶺(つくはね)を 振り放け見つつ 妹は偲(しぬ)はね 阿我母弖能 和須例母之太波 都久波尼乎 布利佐氣美都々 伊母波之奴波尼
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20-4366常陸指(ひたちさ)し 行(ゆ)かむ雁(かり)もが 我(あ)が恋を 記して付けて 妹に知らせむ常陸指(ひたちさ)し 行(ゆ)かむ雁(かり)もが 我(あ)が恋を 記して付けて 妹に知らせむ 比多知散思 由可牟加里母我 阿我古比乎 志留志弖都祁弖 伊母尓志良世牟
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20-4365押し照るや 難波の津ゆり 船装ひ 我(あ)れは漕ぎぬと 妹に告ぎこそ押し照るや 難波の津ゆり 船装ひ 我(あ)れは漕ぎぬと 妹に告ぎこそ 於之弖流夜 奈尓波能都由利 布奈与曽比 阿例波許藝奴等 伊母尓都岐許曽
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20-4364防人(さきむり)に 立たむ騒きに 家の妹(いむ)が 業(な)るべきことを 言はず来(き)ぬかも防人(さきむり)に 立たむ騒きに 家の妹(いむ)が 業(な)るべきことを 言はず来(き)ぬかも 佐伎牟理尓 多々牟佐和伎尓 伊敝能伊牟何 奈流弊伎己等乎 伊波須伎奴可母
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20-4363難波津に 御船下ろ据(す)ゑ 八十楫貫(やそかぬ)き 今は漕ぎぬと 妹に告げこそ難波津に 御船下ろ据(す)ゑ 八十楫貫(やそかぬ)き 今は漕ぎぬと 妹に告げこそ 奈尓波都尓 美布祢於呂須恵 夜蘇加奴伎 伊麻波許伎奴等 伊母尓都氣許曽
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20-4359筑紫辺(つくしへ)に 舳向(へむ)かる船の いつしかも 仕へまつりて 国に舳向かも筑紫辺(つくしへ)に 舳向(へむ)かる船の いつしかも 仕へまつりて 国に舳向かも 都久之閇尓 敝牟加流布祢乃 伊都之加毛 都加敝麻都里弖 久尓々閇牟可毛
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20-4358大君の 命畏(みことかしこ)み 出(い)で来れば 我(わ)の取り付きて 言ひし子なはも大君の 命畏(みことかしこ)み 出(い)で来れば 我(わ)の取り付きて 言ひし子なはも 於保伎美乃 美許等加志古美 伊弖久礼婆 和努等里都伎弖 伊比之古奈波毛
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20-4357葦垣(あしかき)の 隈処(くまと)に立ちて 我妹子が 袖もしほほに 泣きしぞ思はゆ葦垣(あしかき)の 隈処(くまと)に立ちて 我妹子が 袖もしほほに 泣きしぞ思はゆ 阿之可伎能 久麻刀尓多知弖 和藝毛古我 蘇弖母志保々尓 奈伎志曽母波由