記事「万葉集」 の 検索結果 7671 件
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20-4344忘らむて 野行き山行き 我れ来(く)れど 我が父母は 忘れせのかも忘らむて 野行き山行き 我れ来(く)れど 我が父母は 忘れせのかも 和須良牟弖 努由伎夜麻由伎 和例久礼等 和我知々波々波 和須例勢努加毛
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20-4343我ろ旅は 旅と思(おめ)ほど 家にして 子持ち痩(や)すらむ 我が妻愛(みかな)しも我ろ旅は 旅と思(おめ)ほど 家にして 子持ち痩(や)すらむ 我が妻愛(みかな)しも 和呂多比波 多比等於米保等 已比尓志弖 古米知夜須良牟 和加美可奈志母
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20-4342真木柱(まけばしら) ほめて造れる 殿のごと いませ母刀自(ははとじ) 面変(おめが)はりせず真木柱(まけばしら) ほめて造れる 殿のごと いませ母刀自(ははとじ) 面変(おめが)はりせず 麻氣波之良 寶米弖豆久礼留 等乃能其等 已麻勢波々刀自 於米加波利勢受
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20-4341橘の 美袁利(みをり)の里に 父を置きて 道の長道(ながち)は 行きかてのかも橘の 美袁利(みをり)の里に 父を置きて 道の長道(ながち)は 行きかてのかも 多知波奈能 美袁利乃佐刀尓 父乎於伎弖 道乃長道波 由伎加弖努加毛
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20-4340父母(とちはは)え 斎ひて待たね 筑紫(つくし)なる 水漬(みづ)く白玉 取りて来までに父母(とちはは)え 斎ひて待たね 筑紫(つくし)なる 水漬(みづ)く白玉 取りて来までに 等知波々江 已波比弖麻多祢 豆久志奈流 美豆久白玉 等里弖久麻弖尓
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20-4339国廻(くにめぐ)る あとりかまけり 行き廻り 帰(かひ)り来(く)までに 斎ひて待たね国廻(くにめぐ)る あとりかまけり 行き廻り 帰(かひ)り来(く)までに 斎ひて待たね 久尓米具留 阿等利加麻氣利 由伎米具利 加比利久麻弖尓 已波比弖麻多祢
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20-4338畳薦(たたみけめ) 牟良自(むらじ)が礒の 離磯(はなりそ)の 母を離れて 行くが悲しさ畳薦(たたみけめ) 牟良自(むらじ)が礒の 離磯(はなりそ)の 母を離れて 行くが悲しさ 多々美氣米 牟良自加已蘇乃 波奈利蘇乃 波々乎波奈例弖 由久我加奈之佐
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20-4337水鳥の 立ちの急ぎに 父母に 物言はず来にて 今ぞ悔しき水鳥の 立ちの急ぎに 父母に 物言はず来にて 今ぞ悔しき 美豆等利乃 多知能已蘇岐尓 父母尓 毛能波須價尓弖 已麻叙久夜志伎
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20-4336防人の 堀江漕ぎ出(づ)る 伊豆手船(いづてぶね) 楫取る間なく 恋は繁けむ防人の 堀江漕ぎ出(づ)る 伊豆手船(いづてぶね) 楫取る間なく 恋は繁けむ 佐吉母利能 保理江己藝豆流 伊豆手夫祢 可治登流間奈久 戀波思氣家牟
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20-4335今替(いまかは)る 新防人(にひさきもり)が 船出する 海原の上に 波なさきそね今替(いまかは)る 新防人(にひさきもり)が 船出する 海原の上に 波なさきそね 今替 尓比佐伎母利我 布奈弖須流 宇奈波良乃宇倍尓 奈美那佐伎曽祢
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20-4334海原を 遠く渡りて 年経(としふ)とも 子らが結べる 紐解くなゆめ海原を 遠く渡りて 年経(としふ)とも 子らが結べる 紐解くなゆめ 海原乎 等保久和多里弖 等之布等母 兒良我牟須敝流 比毛等久奈由米
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20-4333鶏が鳴く 東壮士(あづまをとこ)の 妻別れ 悲しくありけむ 年の緒長み鶏が鳴く 東壮士(あづまをとこ)の 妻別れ 悲しくありけむ 年の緒長み 等里我奈久 安豆麻乎等故能 都麻和可礼 可奈之久安里家牟 等之能乎奈我美