記事「万葉集」 の 検索結果 7708 件
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19-4214流るる涙 留めかねつも天地の 初めの時ゆ うつそみの 八十伴(やそとも)の男は 大君に まつろふものと 定まれる 官(つかさ)にしあれば 大君の 命畏(みことかしこ)み 鄙離(ひなざか)る 国を治むと あしひきの 山川へだ..
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19-4213東風(あゆ)をいたみ 奈呉(なご)の浦廻(うらみ)に 寄する波 いや千重(ちへ)しきに 恋ひわたるかも東風(あゆ)をいたみ 奈呉(なご)の浦廻(うらみ)に 寄する波 いや千重(ちへ)しきに 恋ひわたるかも 安由乎疾 奈呉乃浦廻尓 与須流浪 伊夜千重之伎尓 戀度可母
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19-4212娘子らが 後の標(しるし)と 黄楊小櫛(つげをぐし) 生ひ変り生ひて 靡きけらしも娘子らが 後の標(しるし)と 黄楊小櫛(つげをぐし) 生ひ変り生ひて 靡きけらしも 乎等女等之 後乃表跡 黄楊小櫛 生更生而 靡家良思母
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12-4211古(いにしへ)に ありけるわざの くすばしき古(いにしへ)に ありけるわざの くすばしき 事と言ひ継ぐ 智渟壮士(ちぬをとこ) 菟原壮士(うなひをとこ)の うつせみの 名を争ふと たまきはる 命も捨てて 争ひに 妻問ひしける 処女(をとめ)らが..
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19-4210藤波の 茂りは過ぎぬ あしひきの 山霍公鳥 などか来鳴かぬ藤波の 茂りは過ぎぬ あしひきの 山霍公鳥 などか来鳴かぬ 敷治奈美乃 志氣里波須疑奴 安志比紀乃 夜麻保登等藝須 奈騰可伎奈賀奴
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19-4209谷近く 家は居れども 木高谷近く 家は居れども 木高(こだか)くて 里はあれども 霍公鳥 いまだ来鳴かず 鳴く声を 聞かまく欲(ほ)りと 朝(あした)には 門に出で立ち 夕(ゆうへ)には 谷を見渡し 恋ふれども 一声だにも い..
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19-4208我がここだ 待てど来鳴かぬ 霍公鳥 ひとり聞きつつ 告げぬ君かも我がここだ 待てど来鳴かぬ 霍公鳥 ひとり聞きつつ 告げぬ君かも 吾幾許 麻□騰来不鳴 霍公鳥 比等里聞都追 不告君可母
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19-4207ここにして そがひに見ゆる 我が背子がここにして そがひに見ゆる 我が背子が 垣内(かきつ)の谷に 明けされば 榛(はり)のさ枝に 夕されば 藤の繁みに はろはろに 鳴く霍公鳥 我が宿の 植木橘 花に散る 時をまだしみ 来鳴かなく そこは..
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19-4206渋谿(しぶたに)を さして我が行く この浜に 月夜飽(つくよあ)きてむ 馬しまし止め渋谿(しぶたに)を さして我が行く この浜に 月夜飽(つくよあ)きてむ 馬しまし止め 之夫多尓乎 指而吾行 此濱尓 月夜安伎□牟 馬之末時停息
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19-4205皇祖(すめろき)の 遠御代御代(とほみよみよ)は い重(し)き折り 酒飲(きの)みきといふぞ このほほがしは皇祖(すめろき)の 遠御代御代(とほみよみよ)は い重(し)き折り 酒飲(きの)みきといふぞ このほほがしは 皇神祖之 遠御代三世波 射布折 酒飲等伊布曽 此保寶我之波
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19-4204我が背子が 捧げて持てる ほほがしは あたかも似るか 青き蓋(きぬがさ)我が背子が 捧げて持てる ほほがしは あたかも似るか 青き蓋(きぬがさ) 吾勢故我 捧而持流 保寶我之婆 安多可毛似加 青盖
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19-4203家に行きて 何を語らむ あしひきの 山霍公鳥 一声も鳴け家に行きて 何を語らむ あしひきの 山霍公鳥 一声も鳴け 家尓去而 奈尓乎将語 安之比奇能 山霍公鳥 一音毛奈家