記事「俳句」 の 検索結果 30402 件
-
自由帳 令和2年1月11日(土)よろけやみあの世の螢手にともす 横山白虹 A君とは大学の教養課程の体育の時間で出会った。大学に通った経験のある人なら誰でも分かると思うが、授業といっても体育のそれの時間は遊び半..
-
句集 光海(19)海霧を照らす灯台汽笛鳴る 過日の夜、自宅で読書していると何かの音を聞いた気がして窓を開けると外は濃い霧がたちこめていました。そして、その霧の向こうから確かに沖を航行する貨物船が発したと思われる..
-
句集(18) 光海草茂る裏山の道風もなく 釧路市郊外の湿地帯に生えた名もなき草花は、風のないこの日、真っ直ぐに立って空をさしていました。 道ばたで蛙一匹空見上げ 生まれたときには何十何百..
-
日記 改元に思う昭和64年1月6日の夜、当時、大学生だった僕は冬休みの帰省を終えて釧路から札幌に向かう夜行急行「まりも」に乗った。 当時の「まりも」はDD51型ジーゼル機関車が牽引する客車列車で、ジーゼル特急列..
-
句集 光海(17)春の海漁船の航跡鮮やかに 今時期、釧路沿岸ではツブやカニ、そして、白鮭などが漁獲されます。それらを求めて沖に向かって出港する漁船を思い浮かべて詠みました。 坂の上電線揺らす春の風 ..
-
句集 光海(16)風光る女子刑務所の窓の外 若い女性の受刑者がため息をつきながら刑務所の寮舎の窓から外を眺めている様子を想像して詠みました。 受刑者の我を母と呼び給う娘の手紙にじんで読めず 刑務所に入れ..
-
句集 光海(15)春陰の地を分けおるか天塩川 先週、道北の豊富町にある豊富温泉に出かけたのですよね。往路の釧路から札幌まで、そして、札幌から豊富までは汽車で、復路の豊富から札幌までは沿岸バスの高速バスを利用して..
-
句集 光海(14)雪像を見上げて食べる蕪汁 僕は道央の大学を卒業しました。で、冬というと札幌雪祭です。僕も見物しました。雪像制作、それに使われる雪の運搬などには大勢の自衛隊の皆さんが協力していました。隊員..
-
句集 光海(13)秋深し鉄道員が旗を振り 数年前のことですが、釧路と帯広の間を列車で往復したことがあります。 冬期の保線作業は春から秋にかけてのそれとは異なった苦労があります。だから、しばれる前に少しで..
-
句集 光海(12)幼子を抱えて母は汗ぬぐひ 会津若松市では会津バスによる町中周遊バスが運行されています。僕も今回の旅行でお世話になりました。平日の昼間と言うこともありバスの乗客は僕だけだったのですが、句に詠んだよ..
-
随想(1) 平成30年8月13日生まれも育ちも釧路の僕が津軽海峡を初めて渡ったのは高校2年生の修学旅行の時だった。当時の国鉄は先頭車両の方向幕に「修学旅行」と掲出された特別列車を出してくれた。その列車は当日の午前10時近くに釧路駅..
-
句集 光海(11)杖ついて雪空見上げ立ち止まる おおむね晴れてるとはいえ北国の冬の街は昼間でも寒くて、その小さな街で暮らす老婆が杖をつきながら歩いていると北風に吹かれて、ふと空を見上げるという風景を思いうかべまし..