記事「俳句」 の 検索結果 30402 件
-
2017年、新年おめでとうございます口あけて 腹の底まで 初笑 (高濱 虚子) 2017年、使いつけないのですが元号でゆくと平成29年、明けましておめでとうございます。今年は、皆さんにも佳い年でありますように。このブロ..
-
「四季派学会」、稲川方人さん講演に感銘を受けました冬ちかし 時雨(しぐれ)の雲も ここよりぞ (与謝 蕪村) 詞書に「洛東ばせを庵にて」とあります。そう、先日に「放送大学」のロケを行った洛東の金福(こんぷく)寺に建つ芭蕉庵にて、という..
-
うらわ美で福田尚代コレクション展、観てきました秋来(き)ぬと 合点(がてん)させたる 嚏(くさめ)かな (与謝 蕪村) 嚏は「くしゃみ」です。古今集の「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」を踏まえてますね。..
-
「放送大学」のロケで京都を巡りました。蕪村、蓮月、秋成ゆかりの地を訪ねます秋の暮 辻の地蔵に 油さす (与謝 蕪村) 四辻に立つお地蔵さん、燈明のお皿に油が少なくなっていました。それで油を加えてあげた、というのでしょう。秋の夕暮れ時らしい風情を感じる良い..
-
愛媛県は久万美術館で、喜多村知・松田正平展のオープニングに出ました夏終る 虫のわずらひ 深からむ (山中 智恵子) 歌人の山中智恵子の遺した句集『玉すだれ』から。思弁性を突き詰めたような抽象詠が多かった歌人でしたが、句もまた、或る種の抽象性が際立ちま..
-
千葉市美の岡崎和郎・小川信治展、世田美の志村ふくみ展、オープニング報告ですうぶすなは 提灯だけの 秋祭 (飴山 實) 「うぶすな」つまり産土神は、生まれた土地の守り神です。久々に郷里に帰って地元の秋祭りに出てみたら、提灯だけがひっそりと灯る、寂しい風情のお祭..
-
稔典さん祝賀会+府中市美の若林奮展、佳かった+「白茅」、YES特集号、「詩手帖」3月号ワープロの ぬの字あたりに 日脚伸ぶ (坪内 稔典) いまなら初句は「パソコンの」でしょう。日脚が伸びて、春が近づいたのを実感します。稔典句、「甘納豆」や「河馬」となると、あまりの川..
-
室伏鴻さん追悼イベント+KARASの新鋭ダンサー鰐川枝里さん、大熱演でした肩口に 二月のひかり 阿修羅像 (坪内 稔典) ネンテンさんの句、ここには初登場です。句誌「船団」のメンバーたちと奈良に遊びに出かけた折の作でしょうか。興福寺の国宝堂に、この阿修羅像は置..
-
和歌山県美では村井正誠展+わかやま歴史館も訪ねます初夢の 唯空白を 存したり (高浜 虚子) 初夢といえば、「一富士、二鷹、三茄子」ですが、虚子の見たのは、ただ空白のみ。虚子の句にはしばしば、形而上学的な趣きもありますが、これな..
-
「四季派学会」冬季大会で、三好達治のフランス語蔵書目録から見える過激思想への傾斜!を報告癆咳(ろうがい)の 頬美しや 冬帽子 (芥川 竜之介) どうも「龍之介」表記のほうがしっくり来ますが、現行の岩波書店版に従います。「竜」のほうが本字とのこと。芥川の名句ですね。モダン..
-
ハードロックバンド・サンダーのライヴを体験+俳誌「白茅」10号が誕生です秋燕 ともしびつよき 村社(むらやしろ) (坂内 文應) いまの暦は師走ですが、秋の句を引きます。追って紹介します、俳誌「白茅」10号が誕生しました。そのなかにこの坂内さんの句が出てい..
-
鴻池朋子「根源的暴力」展、刺戟的です+わが家の仔猫の近影を凩(こがらし)の 明日へしづかに 瞳(め)をつむる (三橋 鷹女) 鷹女、その俳句にはどこかデモ―二ッシュなものを秘めますが、明日あたり激しい木枯らしが吹くだろうという予感をモチーフ..