記事「俳句」 の 検索結果 30385 件
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横浜美術館では高嶺格展+バッハ無伴奏バイオリンはギル・シャハムの演奏でした詩に痩せて 二月渚をゆくはわたし (三橋 鷹女) この「詩」とは俳句のことでしょう。句作に憔悴して寒い二月の海辺を放浪するという自画像、いかにも鷹女です。鷹女には「二月」を詠んだ句が相当..
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ロックヴォーカリスト・ジェス・ローデン、お知りおきを+岡井隆さんの『けさのことば』大歳(おほとし)の 昼湯にいのち ありにけり (日野 草城) 大歳は大晦日をいいます。なにかと慌しかった歳末の雑用もやっと終えました。さあ正月を迎える準備は整った、というので昼から風呂..
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「尾崎翠の恋人」故高橋丈雄氏のこと+森鴎外の眠る禅林寺に墓参に行きました妻が負ふ 淋しき顔の 風邪の神 (加藤 楸邨) 楸邨さん、奥様が風邪に罹ったのを知っての一句。風邪も実は神様がひとりひとりにとりついたため症状が出る、という伝承でもあるのでしょうか。..
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世田谷文学館では「鴎外と娘たち」展でした+辻井喬さんの『私の松本清張論』!秋風は 身辺にはた遠き木に (富安 風生) 風生は逓信省というお役所で次官まで登りつめた高級官僚でしたが、また「ホトトギス」の有力同人。「句風は中正にして典雅、正確な写生のなかに繊..
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世田谷文学館では加藤周一ウィーク+NHK大河ドラマ「龍馬伝」は最終節に黒きまで 紫深き 葡萄かな (正岡 子規) 子規の時代の葡萄ですから、巨峰やピオーネじゃなくて粒の小さなほうだったでしょうか。しかし葡萄の実の紫色の深さを「黒きまで」と観察したのは..
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久万美術館では多和圭三展、オープン+大洲の町は龍馬の土佐脱藩ルート百日紅(さるすべり) ラヂオのほかに声もなし (中村 草田男) 九月になったというのにこの酷暑、いっこうに衰える気配がありません。秋が来るのはいつのことやら。ご近所のサルスベリの赤..
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J・ジャームッシュ監督「ブロークン・フラワーズ」のDVD鑑賞+仙川には武者小路実篤記念館忘られし 金魚の命 淋しさよ (高浜 虚子) この句、写生を眼目に置いた「ホトトギス」の虚子ですから、さあどんな情景を眼にしてのものでしょう。「命」の語が気になりますね。金魚鉢に死..
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京博では上田秋成展+奈良では志賀直哉旧居を訪ねました夏痩や 枕にいたき ものの本 (正岡 子規) 根岸の子規庵の六畳間で寝たきり生活を強いられた晩年の子規でしたが、病体の自らを含めて世界をしっかりと認識しようとする意志には強いものがあ..
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金沢でヤン・ファーブルを観ました+金沢はさすが伝統文化の厚みが違います冷し酒 幽明界となりはじむ (石田 波郷) 「幽冥界」が一般的です。つまり「あの世」のこと。「幽明」なら「幽明境を異にする」というので「あの世とこの世」に別れる、つまり死別することをい..
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根津美術館では「胸中の山水・魂の書」展+鴎外『寒山拾得』の後日譚?きのふけふ 鳥入る雲の 桜色 (高橋 睦郎) 今年は桜の開花は早いようですね。拙宅のある仙川では三部咲きというところでしょうか。睦郎さんのこの句、昨日あたりに満開を迎えた桜並木を詠んで..
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祇園南海と野呂介石の墓を訪ねますげんげ畑 そこにも三鬼 呼べば来る (橋本 多佳子) 「げんげ」はれんげのこと。春が来て、れんげが一面に咲きました。「三鬼」はもちろん俳人の西東三鬼ですね。どうしてそこにいきなり三鬼が出る..
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出光美術館の「麗しのうつわ」展に魅了されました+祇園南海サンの墓参をしてきます春寒や うしろすがたの そぞろ神 (加藤 楸邨) 今日など春三月というのに東京にも雪が舞って震えました。まさに楸邨のこの句などの気分です。「そぞろ神」はひとを誘惑してソワソワさせる..