記事「俳句」 の 検索結果 30385 件
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MOTアニュアル展と国立新美でのアーティスト・ファイル2010を観ました沈丁の 香を吐きつくし 在りしかな (松本 たかし) 沈丁花はあの強い香りで、この季節しっかりと存在感を示します。それを「香を吐きつくし」と表わしたところが秀逸でしょう。この俳人..
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平出隆氏『鳥を探して』、脱ジャンルの大著です+宮沢賢治ゆかりの花巻と遠野まで厳寒や 夜の間に萎(な)えし 卓の花 (杉田 久女) まさに今の季節の句です。テーブルに活けた花が朝起きるとあまりの寒さで萎えてしまっている、というのですからよほどの冷気が下りたのでし..
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京都の隠れ名所は南禅寺界隈別荘群+義仲寺の芭蕉墓所+大江健三郎の最新小説『水死』片頬に 冬日ありつつ 裏山へ (高浜 虚子) 冬の陽光を片側に浴びながら裏山に続く小道をゆっくりと登っている、という情景です。さりげない、しかしうんと実感を伴った句境ですね。同じ..
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都現美ではレベッカ・ホルン(凄い!)と岡崎乾二郎展+東博では「皇室の名宝」展、若冲が君臨します秋晴や キリリと叫ぶ 紅(べに)いんこ (富安 風生) 澄んだ秋の空気を震わせて、インコの鋭い叫び声が響きます。どこかモダンな印象の一句です。「的確な写生の中に繊細な情感を表現、艶のあ..
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牛腸茂雄の写真に感銘+庄野潤三さん、長逝さる+『ロラン・バルトの遺産』、興味深く留守の戸の 灯火(ともしび)明き 野分(のわき)かな (芝 不器男) 現在大型の台風が日本列島をうかがっていると気象情報が伝えます。野分はまさに台風のこと。台風の風がびゅーっと吹き..
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吉野は天河大弁才天社を訪ねます+国立国際美では「やなぎみわ」展+湯川温泉「ゆかし潟」石塊(いしくれ)の のりし鳥居や 法師蝉 (芝 不器男) まさに夏の終わりの故郷の情景を詠んだ句でしょう。夏に田舎に帰省して、昔遊んだ神社あたりを散歩していると、よく馴染んだ鳥居の..
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オペラシティギャラリーの鴻池朋子展は圧巻!+盛岡の巨石文化と折口信夫の霊魂論洗ひ髪 月明(げつみょう) 暁(あかつき)にまで及ぶ (橋本 多佳子) 真夏の深夜、女人が豊かな髪を洗っています。夜空にはちょうど月が明るく輝き、光を室内に注ぎいれます。その月光に酔..
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森岡書店での堀江敏幸さんトーク+「四季派学会」夏季大会に出席します究極の 梅雨とおもひて 眠りけり (安東 次男) いつもは「この句が読めるか」と言わんばかりに読者を攻めるような、ひたすら難解な俳句作品を作り続けた安次(あんつぐ)さんですが、こん..
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メゾンエルメスではカーディフ&ミラーの作品鑑賞+武満徹さんの文章の魅力蟇(ひき)ないて 唐招提寺 春いづこ (水原 秋桜子) 奈良の唐招提寺の周辺を散歩していると、冬眠から覚めたヒキガエルの鳴き声がどこからともなく聞こえます。大和の古寺にも春がめぐっ..
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内子町の大江健三郎の故郷訪問、回想記+北烏山に詩人・北村太郎の墓さくらの夜 一生(ひとよ)ながしと 倦(うん)じゐる (森 澄雄) 満開の夜桜を眺めたとき、普通ならひとは幻惑的なムードに浸ったり、豪奢な気分に酔ったりするでしょう。ところがこの..
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府中市美では「山水に遊ぶ」展、蕭白が絶品!+大江健三郎の長篇『憂い顔の童子』の内子町山守の いこふ御墓(みはか)や 花ぐもり (芝 不器男) 「花曇」は、桜が満開の頃、空を薄雲が覆っている様子を言います。これぞ春の正体ですね。「山守」は山寺の番人。このお寺、四国は愛..
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大江健三郎『さようなら、私の本よ!』について+高柳重信の現代俳句花待てと はつ筍(たけのこ)の とどきけり (久保田 万太郎) 「筍」は夏の季語ですが、掘りたての初筍ならちょうど春先のこの季節、鰹節の出汁(だし)で煮るのもおいしいでしょう(笑)。..