記事「俳句」 の 検索結果 30402 件
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久万美術館では多和圭三展、オープン+大洲の町は龍馬の土佐脱藩ルート百日紅(さるすべり) ラヂオのほかに声もなし (中村 草田男) 九月になったというのにこの酷暑、いっこうに衰える気配がありません。秋が来るのはいつのことやら。ご近所のサルスベリの赤..
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J・ジャームッシュ監督「ブロークン・フラワーズ」のDVD鑑賞+仙川には武者小路実篤記念館忘られし 金魚の命 淋しさよ (高浜 虚子) この句、写生を眼目に置いた「ホトトギス」の虚子ですから、さあどんな情景を眼にしてのものでしょう。「命」の語が気になりますね。金魚鉢に死..
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京博では上田秋成展+奈良では志賀直哉旧居を訪ねました夏痩や 枕にいたき ものの本 (正岡 子規) 根岸の子規庵の六畳間で寝たきり生活を強いられた晩年の子規でしたが、病体の自らを含めて世界をしっかりと認識しようとする意志には強いものがあ..
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金沢でヤン・ファーブルを観ました+金沢はさすが伝統文化の厚みが違います冷し酒 幽明界となりはじむ (石田 波郷) 「幽冥界」が一般的です。つまり「あの世」のこと。「幽明」なら「幽明境を異にする」というので「あの世とこの世」に別れる、つまり死別することをい..
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根津美術館では「胸中の山水・魂の書」展+鴎外『寒山拾得』の後日譚?きのふけふ 鳥入る雲の 桜色 (高橋 睦郎) 今年は桜の開花は早いようですね。拙宅のある仙川では三部咲きというところでしょうか。睦郎さんのこの句、昨日あたりに満開を迎えた桜並木を詠んで..
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祇園南海と野呂介石の墓を訪ねますげんげ畑 そこにも三鬼 呼べば来る (橋本 多佳子) 「げんげ」はれんげのこと。春が来て、れんげが一面に咲きました。「三鬼」はもちろん俳人の西東三鬼ですね。どうしてそこにいきなり三鬼が出る..
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出光美術館の「麗しのうつわ」展に魅了されました+祇園南海サンの墓参をしてきます春寒や うしろすがたの そぞろ神 (加藤 楸邨) 今日など春三月というのに東京にも雪が舞って震えました。まさに楸邨のこの句などの気分です。「そぞろ神」はひとを誘惑してソワソワさせる..
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MOTアニュアル展と国立新美でのアーティスト・ファイル2010を観ました沈丁の 香を吐きつくし 在りしかな (松本 たかし) 沈丁花はあの強い香りで、この季節しっかりと存在感を示します。それを「香を吐きつくし」と表わしたところが秀逸でしょう。この俳人..
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平出隆氏『鳥を探して』、脱ジャンルの大著です+宮沢賢治ゆかりの花巻と遠野まで厳寒や 夜の間に萎(な)えし 卓の花 (杉田 久女) まさに今の季節の句です。テーブルに活けた花が朝起きるとあまりの寒さで萎えてしまっている、というのですからよほどの冷気が下りたのでし..
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京都の隠れ名所は南禅寺界隈別荘群+義仲寺の芭蕉墓所+大江健三郎の最新小説『水死』片頬に 冬日ありつつ 裏山へ (高浜 虚子) 冬の陽光を片側に浴びながら裏山に続く小道をゆっくりと登っている、という情景です。さりげない、しかしうんと実感を伴った句境ですね。同じ..
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都現美ではレベッカ・ホルン(凄い!)と岡崎乾二郎展+東博では「皇室の名宝」展、若冲が君臨します秋晴や キリリと叫ぶ 紅(べに)いんこ (富安 風生) 澄んだ秋の空気を震わせて、インコの鋭い叫び声が響きます。どこかモダンな印象の一句です。「的確な写生の中に繊細な情感を表現、艶のあ..
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牛腸茂雄の写真に感銘+庄野潤三さん、長逝さる+『ロラン・バルトの遺産』、興味深く留守の戸の 灯火(ともしび)明き 野分(のわき)かな (芝 不器男) 現在大型の台風が日本列島をうかがっていると気象情報が伝えます。野分はまさに台風のこと。台風の風がびゅーっと吹き..