記事「俳句」 の 検索結果 30385 件
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瀧口修造の「自筆年譜」について+ブラインド・フェイスのライヴ映像を見ました暖かや 蕊(しべ)に蝋(らふ)塗る 造り花 (芥川 龍之介) 季語は「暖か」で、春の快い温度をいうそうです。芥川の俳句における奇想ぶりについては以前にも何度か言及しました。この作も、蝋..
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細川周平氏『サッカー狂い』再読+車谷長吉氏『贋世捨人』読了袖に来て 遊び消ゆるや 春の雪 (高浜 虚子) 三月の東京地方、先日は雪がちらちら舞いました。真冬の本格的な寒波のなかでの、どかっと降る雪ではなくて、春の雪はどこか淡くて、ほん..
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「與門会」では秋山駿氏に岡井隆氏+栗原洋一氏の詩集『吉田』新装版折りあげて 一つは淋し 紙雛(かみひいな) (三橋 鷹女) 3月3日は雛祭ですが、新暦では「桃の節句」の気分とは行きませんね。さて鷹女のこの句、男雛、女雛と男女ペアの雛人形を紙で折..
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NHKテレビ「丸竹夷にない小路」+車谷長吉の名作小説『漂流物』餅を切る 包丁鈍し 古暦 (夏目 漱石) 夏目家でも正月を迎えるのに餅をつきました。お雑煮用の角餅を作るのに漱石先生、包丁を手に奮闘中という一句でしょうか。古くなった暦は屑篭行き。..
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安藤礼二の評論集『光の曼荼羅』+クラブW杯はマンチェスターUの優勝冬至風呂 からくれなゐの 命かな (長谷川 櫂) 冬至には果実のゆずを風呂に浮かべて入れば無病息災とか。その風呂に身を浸して、ゆったりと「命の洗濯」をしている人物の姿が浮びます。「からく..
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加藤周一氏、逝去の報+デヴィッド・バーン&ブライアン・イーノの新譜を聴きます極月(ごくげつ)の 水もらひけり 鋏研(はさみとぎ) (安東 次男) 12月の暦となりました。「極月」とはこの12月を言います。さても流火草堂こと安次(あんつぐ)センセイのこの句、..
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レヴィ=ストロース、百歳を迎えました+三省堂書店での現代詩朗読会のお知らせあたたかき 十一月も すみにけり (中村 草田男) この句の平淡な味わい、とてもあの草田男さんのものとは思えません。が、時にこういう師匠の虚子直伝とも言える作を草田男もヒネッタよ..
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吉増剛造教室では鵜飼哲氏講演+恵泉女学園では多和田葉子さん文学講演曲がった宿の下駄はいて 秋の河原は石ばかり (尾崎 放哉) たまには自由律俳句です。放哉(ほうさい)、山頭火と並んで荻原井泉水主宰の俳誌「層雲」の人気作家でしたが、陽性の山頭火に比べ..
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富永太郎研究史上の新発見!+仙台の芝不器男+三太郎の小径と善導寺葡萄食ふことのひとつも 夜の秋 (森 澄雄) 森澄雄氏といえば、加藤楸邨主宰の俳誌「寒雷」に拠った俳人で現役最長老のおひとりです。「こほるこほると白鳥の夜の声」というようなモダン..
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六本木の新国立美では「アヴァンギャルド・チャイナ」展+安東次男の骨董論は刺戟的です赤まんま 墓累々と 焼けのこり (三橋 鷹女) 赤まんまとは、初秋のころ路傍に小さな赤い花を咲かせる犬蓼(いぬたで)です。子どものままごと遊びで赤飯として使った、というのでこの名..
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四国の久万美術館、来月からは「万作と草田男」展、それから来年度は女性写真家らの登場秋鶏(しうけい)が 見てゐる 陶(たう)の卵かな (飯田 蛇笏) 今日など空の青みにどこか秋の気配が混じり、夜になると微風もさらさらと心地良く入り込んで、秋近しを実感します。ただそうはい..
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室生のお山のダニ・カラヴァン+大和の都祁(つげ)村は太古の「まほろば」扇風機 まはれる茶の間 ぬけにけり (芝 不器男) 今日は暑さも収まる「処暑」。しかし実際の気温は暦をフライングして肌寒さを感じるほどの涼しさでした。夏ももうおしまい、という気分..