記事「俳句」 の 検索結果 30402 件
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西洋美術館のコロー展はお薦めです+工藤幸雄さんとのお別れ夏雲や 鷲(わし)ゐて 鷲の琥珀の眼 (富澤 赤黄男) 東京はまだ梅雨が明けないというのに今日など異常な暑さです。早く梅雨明けになり、この句に詠まれるような、しっかりした夏雲の..
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比較文学シンポジウム「〈郊外〉と〈暴力〉」+小林秀雄の評論文について冷麦と 鴫(しぎ)焼きとほか 何にしよう (高浜 虚子) この季節、虚子さんは昼さがりの蕎麦屋に入ったのですね。お品書きをながめながらの独白です。鴫焼きは、ナスの輪切りを炒めて、..
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多摩美では折口信夫会大盛況+澁澤龍彦展と田村隆一展水は広くして円(まる)し 朝は清らなり (荻原 井泉水) 自由律俳句の井泉水の作ですから、季節を特定する必要はないかもしれません。でもこの朝の爽快感、やはり初夏のイメージが浮かび..
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『言葉を恃む』は竹西寛子の講演集+故如月小春と劇団綺畸昔日(せきじつ)の 春愁の場(には) 木々伸びて (中村 草田男) 若き草田男が青春時代を過ごしたのは四国松山でした。旧制の松山中学と高校に通いながらその繊細な神経と鋭い感受性を、さながら..
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「マティスとボナール」展は川村記念美+中西夏之新作展は松涛です蝶追うて 春山深く 迷ひけり (杉田 久女) 久女は明治23年生れ。近代の女性俳人を代表するひとりです。当時の女性俳人は、夫や家との確執から表現を磨いていったケースが多いのですが、久女..
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仙川界隈、満開の桜が散ります+世田谷文学館の永井荷風展、6日までです。天地(あめつち)を わが宿にして 桜かな (長谷川 櫂) 句集『松島』から引きました。この句集には花の名所、吉野で詠んだ桜の句がズラリと並びます。たとえば他にも「花に明けて花に暮れゆく..
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京都は法然院墓所探訪記+南紀熊野は名所がたくさんですをちこちと 名乗りそめたり 桜山 (高橋 睦郎) 詩人の高橋睦郎さん、俳句や短歌もお得意です。花の句ばかりを集めた句集『花行』があって、そのなかの一句。睦郎さんこと通称ムッちゃん、「棲(..
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ピナ・バウシュ「パレルモ、パレルモ」を観ました。素晴しい!花曇(はなぐもり) かるく一ぜん食べにけり (久保田 万太郎) 古来「花開くとき風雨多し」と言われるように、花時には悪天候の日が多いとのこと。桜はまだ開花には到りませんが、今日など一..
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高見順賞に稲川方人さん+新担当講座「文芸理論」「テキスト構造論」「文芸創作理論」四囲(しい)の音 聴き澄ますとき 冬深く (加藤 楸邨) 真冬の凛と凍てついた大気のなかでは、周りの物音もどこかピュアに響いてくるようです。これは恐らく深夜でしょう。街の音にふと耳を澄..
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永井荷風『断腸亭日乗』ばりに歳末饒舌日誌を綴ります。言葉なく 手帖なでをり 年の暮れ (江渡 華子) 以前にも一句ご紹介した江渡華子さんの歳末句です。江渡さん、1984年生れといいますから、まだ23歳。今年の春に出した初めての句集..
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露口啓二写真作品「ミズノチズ」の札幌の映像+新宿エプサイトでの安楽寺えみ写真展木の葉髪(このはがみ) 文芸永く 欺(あざむ)きぬ (中村 草田男) 俳句では嘱目の景物を巧みに詠みとったものばかりが秀句ではありません。いわばひとつの箴言として、自己言及的に俳句や..
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若林奮「DAISY」展を観ました+平出隆『遊歩のグラフィスム』の思考狂院の 冬の青藪 日は正午 (中村 草田男) 冬の真昼に、草田男は精神病院の脇を通り過ぎたのでしょう。その庭には藪がちらりと見え、その青さが眼に焼きつきます。物皆枯れる真冬に、狂院の青..