記事「俳句」 の 検索結果 30385 件
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浅田彰『構造と力』を再読します。バスを待ち 大路の春を うたがはず (石田 波郷) 波郷初期の代表句です。バスを待つという閑雅な時間、大通りに注ぐ光はゆったりした春のものを実感します。この句、詩人の吉岡実さんのお..
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岬多可子小論+三好達治のこと名ある星 春星としてみなうるむ (山口 誓子) 春の夕暮れ、西の空にはカシオペアやアンドロメダ、中天にはオリオンがかかっています。そんな星座がみんな朧にうるんでいるのでいちいち名前..
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昨夜は高見順賞贈呈式でした。不空絹索(ふくうけんじゃく)観音にあひたき朧(おぼろ)かな (安東 次男) 春の夜の万象がぼんやり霞んで見えることを朧と言います。不空絹索観音は法隆寺の三月堂のが名高いです。ちな..
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吉増剛造氏との一夜+市村弘正氏×福山知佐子対談春風の 鉢の子 一つ (種田 山頭火) 山口は小郡(おごおり)にある其中庵(ごちゅうあん)の庭にこの句碑が建ちます。放浪の自由律俳人・山頭火が住んだ庵が再建された折のもの。どうい..
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今日は詩の話をします。春暁(しゅんぎょう)の あまたの瀬音 村を出づ (飯田 龍太) 新聞報道で飯田龍太氏の訃報に接します。逝去は先月25日。86歳でした。父・飯田蛇笏の跡を継ぎ、俳誌「雲母」を主宰しなが..
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尾崎翠『第七官界彷徨』と劇作家・高橋丈雄のこと。北風や あをぞらながら 暮れはてて (芝 不器男) この句、ポイントは「ながら」です。古語辞典をご覧ください。すると「ながら」は接続助詞で「のままで」という意味が出ています。北風..
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尾崎翠の恋人だった劇作家の話です。きさらぎの 風塵(ふうじん)雨をこばみけり (西島 麦南) 岩波書店の校正マンだったこの俳人、ここには二度目の登場です。如月の厳しい寒気のなかを強い風が塵を運びます。空は晴天続きで..
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蹴球談義です。いつ濡れし 松の根方(ねかた)ぞ 春しぐれ (久保田 万太郎) 「しぐれ」は冬の初めの季語。さっと降ってはしばし止み、またさあっと来る。春先のそんな雨を春しぐれと呼んでみたのでしょう..
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イケムラレイコ詩画集を購いました。+四方田犬彦「先生とわたし」寸評ひなどりの 羽根ととのはぬ 余寒(よかん)かな (室生 犀星) 季語の余寒、ちょうど今頃の暦を言うのでしょうが今年の暖かさではピンと来ません。さて詩人の犀星、高等小学校を中退して..
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上村なおかダンス公演を観てきました。+『戦争詩論』に感服。手鏡や 二月は墓の粧(よそ)ひ初(そ)む (石田 波郷) この句を見つけて、ああ、佳い句だなとノートに写したのですが、さてどう解釈すればいいのか、今もって読みかたを探っています..
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鴎外と百閒の書いたアンチ・ロマンの話です。奥津城(おくつき)に 犬を葬る 二月かな (芝 不器男) 奥津城とは墓のこと。しかしこれを例えば「山墓に犬を葬る二月かな」とでもしたら余韻が消えます。やはり「オクツキニ・イヌヲホ..
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国分寺の「ハケ」界隈を散歩します。白き山 また白き山 春の旅 (長谷川 櫂) 旅をテーマの作を編んだ句集『松島』(平成17年)にあります。「みちのく」を行けば、季節はすでに春とはいえ目に映る山々はどこも雪を..