記事「俳句」 の 検索結果 30402 件
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折口信夫とヴァレリーと瀧口修造+小池昌代さんの新刊紫陽花(あじさい)は おもたからずや 水の上 (富澤 赤黄男) 赤黄男(かきお)は昭和の前衛俳句の雄のひとり。新興派の俳句では季語を必要としません。だったらこの句の「紫陽花」は何か..
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昭和文学会・折口信夫特集のご案内+吉増剛造・與謝野文子対談田水沸く 今日は川を見に行く日 (江渡 華子) 新刊の句集『光陰』(赤々舎)より。不思議な力を秘めた句です。田水とは田植えの済んだ田んぼに張られた水。それが「沸く」、つまり沸騰して..
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吉増剛造さん最後!の新作朗読のステージでした。春の山のうしろから 煙が出だした (尾崎 放哉) 尾崎放哉(ほうさい)は山頭火と並んで自由律俳句の世界を代表する俳人。東京帝国大学法学部卒業後は大手生保会社のエリートサラリーマンで..
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抱腹絶倒!『ブリキ男』+A-thingsのこと鷹とめて 瑞山(みずやま)の春 夕映えす (飯田 蛇笏) 瑞山とは新緑がみずみずしく輝く山という意味でしょう。その山の高い木に鷹が一羽憩っています。夕映えが全山を照らして春真っ盛り、と..
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デリダあれこれ+山手線の内田百閒世にまじり立たなんとして 朝寝かな (松本 たかし) 春眠暁ヲ覚エズ。「朝寝」は春の季語です。さあ明日こそは早起きして世間様に顔向けのできる仕事をしよう、と念じたのですが、暖かい春の..
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高梨豊写真展「囲市かこいまち」オープニング乞食(こつじき)の めをとあがるや 花の山 (芝 不器男) 四国は愛媛県の山間の村・松丸に不器男の故郷はあります。大きな生家はそのまま保存されて今は不器男記念館に。ちょうどその裏が小..
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杉本秀太郎著『京都夢幻記』+追悼・島尾ミホさん夕桜 あの家(や)この家に 琴鳴りて (中村 草田男) 東京の桜は今日あたりが満開。今夜はさぞ夜桜見物の人出も多かったでしょう。相当に強い風が吹き付けるのが興醒めですが。さてこの句..
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浅田彰『構造と力』を再読します。バスを待ち 大路の春を うたがはず (石田 波郷) 波郷初期の代表句です。バスを待つという閑雅な時間、大通りに注ぐ光はゆったりした春のものを実感します。この句、詩人の吉岡実さんのお..
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岬多可子小論+三好達治のこと名ある星 春星としてみなうるむ (山口 誓子) 春の夕暮れ、西の空にはカシオペアやアンドロメダ、中天にはオリオンがかかっています。そんな星座がみんな朧にうるんでいるのでいちいち名前..
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昨夜は高見順賞贈呈式でした。不空絹索(ふくうけんじゃく)観音にあひたき朧(おぼろ)かな (安東 次男) 春の夜の万象がぼんやり霞んで見えることを朧と言います。不空絹索観音は法隆寺の三月堂のが名高いです。ちな..
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吉増剛造氏との一夜+市村弘正氏×福山知佐子対談春風の 鉢の子 一つ (種田 山頭火) 山口は小郡(おごおり)にある其中庵(ごちゅうあん)の庭にこの句碑が建ちます。放浪の自由律俳人・山頭火が住んだ庵が再建された折のもの。どうい..
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今日は詩の話をします。春暁(しゅんぎょう)の あまたの瀬音 村を出づ (飯田 龍太) 新聞報道で飯田龍太氏の訃報に接します。逝去は先月25日。86歳でした。父・飯田蛇笏の跡を継ぎ、俳誌「雲母」を主宰しなが..