記事「俳句」 の 検索結果 30402 件
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尾崎翠『第七官界彷徨』と劇作家・高橋丈雄のこと。北風や あをぞらながら 暮れはてて (芝 不器男) この句、ポイントは「ながら」です。古語辞典をご覧ください。すると「ながら」は接続助詞で「のままで」という意味が出ています。北風..
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尾崎翠の恋人だった劇作家の話です。きさらぎの 風塵(ふうじん)雨をこばみけり (西島 麦南) 岩波書店の校正マンだったこの俳人、ここには二度目の登場です。如月の厳しい寒気のなかを強い風が塵を運びます。空は晴天続きで..
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蹴球談義です。いつ濡れし 松の根方(ねかた)ぞ 春しぐれ (久保田 万太郎) 「しぐれ」は冬の初めの季語。さっと降ってはしばし止み、またさあっと来る。春先のそんな雨を春しぐれと呼んでみたのでしょう..
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イケムラレイコ詩画集を購いました。+四方田犬彦「先生とわたし」寸評ひなどりの 羽根ととのはぬ 余寒(よかん)かな (室生 犀星) 季語の余寒、ちょうど今頃の暦を言うのでしょうが今年の暖かさではピンと来ません。さて詩人の犀星、高等小学校を中退して..
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上村なおかダンス公演を観てきました。+『戦争詩論』に感服。手鏡や 二月は墓の粧(よそ)ひ初(そ)む (石田 波郷) この句を見つけて、ああ、佳い句だなとノートに写したのですが、さてどう解釈すればいいのか、今もって読みかたを探っています..
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鴎外と百閒の書いたアンチ・ロマンの話です。奥津城(おくつき)に 犬を葬る 二月かな (芝 不器男) 奥津城とは墓のこと。しかしこれを例えば「山墓に犬を葬る二月かな」とでもしたら余韻が消えます。やはり「オクツキニ・イヌヲホ..
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国分寺の「ハケ」界隈を散歩します。白き山 また白き山 春の旅 (長谷川 櫂) 旅をテーマの作を編んだ句集『松島』(平成17年)にあります。「みちのく」を行けば、季節はすでに春とはいえ目に映る山々はどこも雪を..
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暦は2月。今夜、ジョセフ・ナジを観ました。木のひかり 二月の畦(あぜ)は 壊(く)えやすし (加藤 楸邨) 田んぼの仕切りである畦、冬の間は霜が下りたうえに、春めいたひかりが差し出すとよけい脆くなっている、というのでしょう..
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NHKの番組改変訴訟、東京高裁の判決が下りました。句を問へば 無しと答へて 寒き春 (芥川 龍之介) 暦のうえでは春を迎えたというのに、いっこう暖かくならないので句興も湧きません。梅も咲かないわ、鶯も鳴かないわ、じゃあ「最近..
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由良君美先生の思い出、綴ってみます。小机に縛られゐるや 春隣(はるとなり) (石田 波郷) 「春隣」は、もうすぐ隣に春が来ているというので晩冬の季語です。しかしこのところの暖かさ、春は隣から玄関を開けて、もう勝..
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冬の青空のもと、阿部良雄先生とお別れしました。冬空を いま青く塗る画家羨(とも)し (中村 草田男) 今日は一日、一片の雲もない青空でした。その空を野外に立てたカンバスに画家が描いています。俳人はそれを見て「うらやましい」と..
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横浜ダンスコレクション公演を観てきました。雲のぞく 障子の穴や 冬ごもり (正岡 子規) 近代俳句の鼻祖はなんといってもこの子規サン。弟分の高浜虚子が選んだ子規句集から明治28年の一句です。ご存じのように晩年の子規は結..