記事「咲耶」 の 検索結果 194 件
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咲耶・・・113「……」 「ちょっと…どうしてあれで元気な訳!?」 不死身!!? 燐火と舞は信じられないと言った感じで呆然としている 回復を続けていた沙智も今までの榊と灯を見て驚愕していた (..
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咲耶・・・112「よっ 氷っ雪君♪ 戻ったんだね、おめでと――――♪」 からかう様に楽しんでいる。対照的的に氷雪は静かに返答 「……よう。道化」 「……」 重く突き刺さる様な言葉に榊はニヤリと口端があがる ..
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咲耶・・・111炎の中心から丸い空間が生まれ、灯達は四方に飛び散ってしまう。空間の中心には咲耶が立ち、炎の損傷もなく無事でいた (咲耶……!?) 沙智は咲耶を取り巻く大きな力に驚いている 「―――…なるほど..
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咲耶・・・110火矢が放たれ咲耶に襲い掛かる。咲耶は身軽にこれを避ける (さて…) 何本も射抜かれる火矢。咲耶は防戦一方でギリギリかわすのが精一杯に見えている。 沙智は赤灰の回復をしながら、泣きそうな顔..
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咲耶・・・109「咲耶、榊追いかけてきたら…」 「あんな奴無視! とにかく走るよ!」 赤灰の回復お願い 「わかった」 赤灰の両腕をそれぞれ掴み引き摺りながら皆のいる場所へと走っている。榊が一番不利な沙智は不安と..
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咲耶・・・108「姉さん!!」 ガシ! 「うわっ!!」 力を振り絞り赤灰は太ももにがっちりしがみ付く 「すんませんっ 俺…俺……!」 「わかったから離れて離れて」 安堵感と情けなさが混じった声で悔しがる赤..
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咲耶・・・107「おっかしーなー? さっきは何で風化したんだろね?」 「……」 固定されている赤灰は意識が朦朧とし、時折咳き込むと赤い液体が吐き出されている。 榊は根の先を器用に操り頬をペシペシ叩いたりして意識..
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咲耶・・・106陽が落ちると辺りは漆黒の闇に包まれた。 五人は五角形の形を作り結界を張ると各々寝床を作り明日に備えて休みだす 「見回り行ってきます!!」 ピシ 「…君もこっち入った方が」 赤灰は軽く敬..
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咲耶・・・105染中央へ向けて道なき道を進んでいる五人。 それぞれ無言で歩いているが、沙智だけは挙動不審ぎみで、周りをキョロキョロしていた。 五百メートル程進んだだろうか、舞の眉が上がりイライラしだしている。我慢..
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咲耶・・・104《10話目》鬱々とした古い建物に似合わない高テンションの榊は、相変わらずの態度で晦冥と対話している 「―――って訳なんだけど、ムリっしょ?」 ケラケラ 「……」 背を向けていた晦冥だが、振り向くと榊とは正反..
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咲耶・・・103鈍い光と暗い灰色の雲が太陽を遮り辺りを覆っている。 地下から這い出てきた咲耶は下から比べると格段に明るい周辺を見回し、雲の間を僅かな光が差し込んでいるのを確認して、少し眩しそうに目を細めた 「咲耶..
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咲耶・・・102(俺…は……―――) 氷雪の中で蘇る記憶―― 薄桃色の木々に降り立ち、朗らかに笑う咲耶との出会い――― 「ひせ…つ……?」 静かになりぴくりとも動かなくなった氷雪に咲耶..