記事「咲耶」 の 検索結果 194 件
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咲耶・・・101「…とは言ったが、どう行動すればいいのか……」 確証は得たが咲耶を見ながら少し悩む 場所も場所だし「手っ取り早く抱く?」 「そっ、そこまでは…!!」 突拍子の無い事を言われ咄嗟に出てしまった言..
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咲耶・・・100「…あんた…学校にいる時より静かになったよな……」 今までの疑問と咲耶の態度が気になっていた氷雪は無反応を貫き通している咲耶になんとなく言ってみた。 咲耶は一瞬目が大きくなったが氷雪からは見える事..
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咲耶・・・99暗闇の中、氷雪の脳裏で断片的に写し出される日常的な日々―――だが、今回は少し長い 『氷雪が住めば木の花の里は潤うから助かるよ』 『…まぁ、水不足にはならないだろう』 『ぷ』 いつも夢の中で..
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咲耶・・・98「姉ゴ!」 バターン 扉が開く大きな音と共にグラス目がけて柔らかな土球が速球される 「それを飲んじゃいけねえ!!!」 「!!?」 グラスはピンポイントで弾かれ、向こう側にいたズイイ(ヤ..
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咲耶・・・97―――繁華街にある屋敷の内部――― 執事風の店員達が、舞を中心に爽やかに振る舞い飲めや歌えやの大賑わいになっている 「お嬢様、こちらなど如何でしょうか?」 一人の執事が高価なグラスを持ってき..
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咲耶・・・96「………」 睨み合う沙智と真砂。仕方なしと沙智の方へ振り向いた真砂は話しだした 「沙智…あんた良く考えなさい。今回の奉納に失敗したら終わっちゃうのよ?」 仁王立ちで見てる沙智を上から目線で見なが..
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咲耶・・・95「真砂―――…」 一呼吸置いた後名前を呼び上げる。ほとんどフリルとレースで固められ咲耶以上の露出度を極めている真砂は、燐火と会えた為か頬を紅潮させ妖しく微笑んでいる 「えー? だってぇこうでもしな..
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咲耶・・・94数分前――― 足を広げ座っている鋼とすぐ側で立っている女がいる 「おっと…ここまでが限度かな」 「ありがとー」 しゃがんでいた鋼が地と接していた手をパッと離し、女の方を振り返る 「それよ..
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咲耶・・・93相手の反応を見て楽しむ榊だが、咲耶の様子に変わりが無いのに気づき一瞬真顔になる 「そうだな」 落下し始めた二人、逃すまいと体から無数に突き出している根(榊の一部)を両手で掴み眩しい光を放ち始めた ..
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咲耶・・・92言うと同時に動かしていた手を一気に握り締めた。そして待機していた根先がババババと氷雪に襲い掛かると氷雪の制服の切れ端がヒラヒラ漂いながら落ちてきた 「……なーんだ」 たいした手応えが無かっ..
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咲耶・・・91楠の里人達は驚いた様子でぽかんとしながら上を仰ぎ見ていた 「すげぇなその肥やし…」 先程受け取った(肥やし入り)袋を持ち、女性は普通の楠より二~三回り巨大化した大きな木を眺めていた。その時..
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咲耶・・・90燐火が鉱石の壁と対面していた頃、商店街を右往左往している舞の姿があった。 カラフルなタイルで敷き詰められ、道沿いに建っている店舗のショウウインドウには煌びやかな服や小物、雑貨が所狭しと飾られている ..