記事「大伴家持」 の 検索結果 526 件
-
19-4154あしひきの 山坂越えて 行きかはるあしひきの 山坂越えて 行きかはる 年の緒長く しなざかる 越(こし)にし住めば 大君の 敷きます国は 都をも ここも同じと 心には 思ふものから 語り放(さ)け 見放(みさ)くる人目 乏(とも)しみ..
-
19-4153漢人(からひと)も 筏浮(いかだう)かべて 遊ぶといふ 今日ぞ我が背子 花かづらせな漢人(からひと)も 筏浮(いかだう)かべて 遊ぶといふ 今日ぞ我が背子 花かづらせな 漢人毛 筏浮而 遊云 今日曽和我勢故 花縵世奈
-
19-4152奥山の 八つ峰(を)の椿 つばらかに 今日は暮らさね 大夫(ますらを)の伴(とも奥山の 八つ峰(を)の椿 つばらかに 今日は暮らさね 大夫(ますらを)の伴(とも 奥山之 八峯乃海石榴 都婆良可尓 今日者久良佐祢 大夫之徒
-
19-4151今日のためと 思ひて標(しめ)し あしひきの 峰(を)の上(へ)の桜 かく咲きにけり今日のためと 思ひて標(しめ)し あしひきの 峰(を)の上(へ)の桜 かく咲きにけり 今日之為等 思標之 足引乃 峯上之櫻 如此開尓家里
-
19-4150朝床(あさとこ)に 聞けば遥けし 射水川 朝漕ぎしつつ 唄ふ舟人(ふなびと朝床(あさとこ)に 聞けば遥けし 射水川 朝漕ぎしつつ 唄ふ舟人(ふなびと 朝床尓 聞者遥之 射水河 朝己藝思都追 唱船人
-
18-4127安の川 こ向ひ立ちて 年の恋 日長き子らが 妻どひの夜ぞ安の川 こ向ひ立ちて 年の恋 日長き子らが 妻どひの夜ぞ 夜須能河波 許牟可比太知弖 等之乃古非 氣奈我伎古良河 都麻度比能欲曽
-
18-4126天の川 橋渡せらば その上(へ)ゆも い渡らさむを 秋にあらずとも天の川 橋渡せらば その上(へ)ゆも い渡らさむを 秋にあらずとも 安麻能我波 々志和多世良波 曽能倍由母 伊和多良佐牟乎 安吉尓安良受得物
-
18-4125天照らす 神の御代(みよ)より 安の川天照らす 神の御代(みよ)より 安の川 中に隔てて 向ひ立ち 袖振り交し 息の緒に 嘆かす子ら 渡り守 舟も設けず 橋だにも 渡してあらば その上ゆも い行き渡らし 携はり うながけり居て 思ほしき ..
-
18-4124我が欲りし 雨は降り来ぬ かくしあらば 言挙(ことあ)げせずとも 年は栄えむ我が欲りし 雨は降り来ぬ かくしあらば 言挙(ことあ)げせずとも 年は栄えむ 和我保里之 安米波布里伎奴 可久之安良婆 許登安氣世受杼母 登思波佐可延牟
-
18-4123この見ゆる 雲ほびこりて との曇り 雨も降らぬか 心足(こころだ)らひにこの見ゆる 雲ほびこりて との曇り 雨も降らぬか 心足(こころだ)らひに 許能美由流 久毛保妣許里弖 等能具毛理 安米毛布良奴可 己許呂太良比尓
-
18-4122天皇(すめろき)の 敷きます国の天皇(すめろき)の 敷きます国の 天(あめ)の下 四方(よも)の道には 馬の爪 い尽くす極み 舟舳(ふなのへ)の い果(は)つるまでに いにしへよ 今のをつづに 万調(よろづつき) 奉(まつ)るつかさ..
-
18-4121朝参(てうさむ)の 君が姿を 見ず久(ひさ)に 鄙にし住めば 我(あ)れ恋ひにけり朝参(てうさむ)の 君が姿を 見ず久(ひさ)に 鄙にし住めば 我(あ)れ恋ひにけり 朝参乃 伎美我須我多乎 美受比左尓 比奈尓之須米婆 安礼故非尓家里