記事「大伴家持」 の 検索結果 526 件
-
18-4086大伴の 遠つ神祖(かむおや)の 奥城(おくつき)は しるく標立(しめた)て 人の知るべく大伴の 遠つ神祖(かむおや)の 奥城(おくつき)は しるく標立(しめた)て 人の知るべく 大伴乃 等保追可牟於夜能 於久都奇波 之流久之米多弖 比等能之流倍久
-
18-4085大夫の 心思ほゆ 大君の 御言の幸(さき)を 【一云 の】 聞けば貴み 【一云 貴くしあれば】大夫の 心思ほゆ 大君の 御言の幸(さき)を 【一云 の】 聞けば貴み 【一云 貴くしあれば】 大夫能 許己呂於毛保由 於保伎美能 美許登乃 吉乎 【一云 能】 聞者多布刀美 【一云 貴..
-
18-4084海行かば 水漬(みづ)く屍(かばね) 山行かば 草生(くさむ)す屍葦原の 瑞穂の国を 天下り 知らしめしける すめろきの 神の命の 御代重(みよかさ)ね 天の日継(ひつぎ)と 知らし来る 君の御代御代(みよみよ) 敷きませる 四方(よも)の国には 山川を 広み厚みと..
-
18-4083阿尾(あを)の浦に 寄する白波 いや増しに 立ちしき寄せ来(く) 東風(あゆ)をいたみかも阿尾(あを)の浦に 寄する白波 いや増しに 立ちしき寄せ来(く) 東風(あゆ)をいたみかも 安乎能宇良尓 餘須流之良奈美 伊夜末之尓 多知之伎与世久 安由乎伊多美可聞
-
18-4092霍公鳥 いとねたけくは 橘の 花散る時に 来鳴き響(とよ)むる霍公鳥 いとねたけくは 橘の 花散る時に 来鳴き響(とよ)むる 保登等藝須 伊登祢多家口波 橘乃 播奈治流等吉尓 伎奈吉登余牟流
-
18-4091ゆくへなく ありわたるとも 霍公鳥 鳴きし渡らば かくや偲はむゆくへなく ありわたるとも 霍公鳥 鳴きし渡らば かくや偲はむ 由久敝奈久 安里和多流登毛 保等登藝須 奈枳之和多良婆 可久夜思努波牟
-
18-4090卯の花の ともにし鳴けば 霍公鳥 いやめづらしも 名告り鳴くなへ卯の花の ともにし鳴けば 霍公鳥 いやめづらしも 名告り鳴くなへ 宇能花能 登聞尓之奈氣婆 保等登藝須 伊夜米豆良之毛 名能里奈久奈倍
-
18-4089高御倉(たかみくら) 天(あま)の日継(ひつぎ)と すめろきの 神の命(みこと)の 聞こしをす 国のまほらに 山をしも さはに多みと 百鳥(ももとり)の 来居(きゐ)て鳴く声 春されば 聞きのかなしも いづれをか 別(わ)きて偲(しの)はむ 卯の花の 咲く月立てば めづらしく 鳴く霍公鳥 あやめぐさ 玉貫くまでに 昼暮らし 夜わたし聞けど 聞くごとに 心つごきて うち嘆き あはれの鳥と 言はぬ時なし高御倉(たかみくら) 天(あま)の日継(ひつぎ)と すめろきの 神の命(みこと)の 聞こしをす 国のまほらに 山をしも さはに多みと 百鳥(ももとり)の 来居(きゐ)て鳴く声 春されば 聞きのかなしも..
-
18-4088さ百合花 ゆりも逢はむと 思へこそ 今のまさかも うるはしみすれさ百合花 ゆりも逢はむと 思へこそ 今のまさかも うるはしみすれ 由理婆奈 由里毛安波牟等 於毛倍許曽 伊末能麻左可母 宇流波之美須礼
-
18-4086油火(あぶらひ)の 光りに見ゆる 吾がかづら さ百合の花の 笑まはしきかも油火(あぶらひ)の 光りに見ゆる 吾がかづら さ百合の花の 笑まはしきかも 安夫良火乃 比可里尓見由流 和我可豆良 佐由利能波奈能 恵麻波之伎香母
-
18-4085焼太刀(やきたち)を 砺波(となみ)の関に 明日よりは 守部遣(もりへや)り添(そ)へ 君を留めむ焼太刀(やきたち)を 砺波(となみ)の関に 明日よりは 守部遣(もりへや)り添(そ)へ 君を留めむ 夜伎多知乎 刀奈美能勢伎尓 安須欲里波 毛利敝夜里蘇倍 伎美乎等登米牟
-
18-4084暁(あかとき)に 名告(なの)り鳴くなる 霍公鳥 いやめづらしく 思ほゆるかも暁(あかとき)に 名告(なの)り鳴くなる 霍公鳥 いやめづらしく 思ほゆるかも 安可登吉尓 名能里奈久奈流 保登等藝須 伊夜米豆良之久 於毛保由流香母