記事「大伴家持」 の 検索結果 526 件
-
17-3917霍公鳥 夜声なつかし 網ささば 花は過(す)ぐとも 離(か)れずか鳴かむ霍公鳥 夜声なつかし 網ささば 花は過(す)ぐとも 離(か)れずか鳴かむ 保登等藝須 夜音奈都可思 安美指者 花者須具登毛 可礼受加奈可牟
-
17-3913霍公鳥 楝の枝に 行きて居ば 花は散らむな 玉と見るまで霍公鳥 楝の枝に 行きて居ば 花は散らむな 玉と見るまで 保登等藝須 安不知能枝尓 由吉底居者 花波知良牟奈 珠登見流麻泥
-
17-3912霍公鳥 何の心ぞ 橘の 玉貫く月し 来鳴き響(とよ)むる霍公鳥 何の心ぞ 橘の 玉貫く月し 来鳴き響(とよ)むる 保登等藝須 奈尓乃情曽 多知花乃 多麻奴久月之 来鳴登餘牟流
-
17-3911あしひきの 山辺(やまへ)に居れば 霍公鳥 木の間立ち潜(く)き 鳴かぬ日はなしあしひきの 山辺(やまへ)に居れば 霍公鳥 木の間立ち潜(く)き 鳴かぬ日はなし 安之比奇能 山邊尓乎礼婆 保登等藝須 木際多知久吉 奈可奴日波奈之
-
17-3900織女(たなばた)し 舟乗りすらし まそ鏡 清き月夜(つくよ)に 雲立ちわたる織女(たなばた)し 舟乗りすらし まそ鏡 清き月夜(つくよ)に 雲立ちわたる 多奈波多之 船乗須良之 麻蘇鏡 吉欲伎月夜尓 雲起和多流
-
8-1663淡雪の 庭に降り敷き 寒き夜を 手枕まかず ひとりかも寝む淡雪の 庭に降り敷き 寒き夜を 手枕まかず ひとりかも寝む 沫雪乃 庭尓零敷 寒夜乎 手枕不纒 一香聞将宿
-
8-1649今日降りし 雪に競ひて 我が宿の 冬木の梅は 花咲きにけり今日降りし 雪に競ひて 我が宿の 冬木の梅は 花咲きにけり 今日零之 雪尓競而 我屋前之 冬木梅者 花開二家里
-
8-1635佐保川の 水を堰(せ)き上げて 植ゑし田を【尼作】 刈れる初飯(はついひ)は ひとりなる佐保川の 水を堰(せ)き上げて 植ゑし田を【尼作】 刈れる初飯(はついひ)は ひとりなるべし【家持續】 佐保河之 水乎塞上而 殖之田乎【尼作】 苅流早飯者 獨奈流倍思【家持續】
-
8-1634衣手に 水渋付(みしぶつ)くまで 植ゑし田を 引板我(ひきたわ)が延(は)へ まもれる苦衣手に 水渋付(みしぶつ)くまで 植ゑし田を 引板我(ひきたわ)が延(は)へ まもれる苦し 衣手尓 水澁付左右 殖之田乎 引板吾波倍 真守有栗子
-
8-1632あしひきの 山辺に居(を)りて 秋風の 日に異(け)に吹けば 妹をしぞ思ふあしひきの 山辺に居(を)りて 秋風の 日に異(け)に吹けば 妹をしぞ思ふ 足日木乃 山邊尓居而 秋風之 日異吹者 妹乎之曽念
-
8-1631今造る 久迩(くに)の都に 秋の夜の 長きにひとり 寝(ぬ)るが苦しさ今造る 久迩(くに)の都に 秋の夜の 長きにひとり 寝(ぬ)るが苦しさ 今造 久邇能京尓 秋夜乃 長尓獨 宿之苦左
-
8-1630高円の 野辺のかほ花 面影に 見えつつ妹は 忘れかねつも高円の 野辺のかほ花 面影に 見えつつ妹は 忘れかねつも 高圓之 野邊乃容花 面影尓 所見乍妹者 忘不勝裳