記事「大伴家持」 の 検索結果 526 件
-
8-1629ねもころに 物を思へば 言はむすべ 為(せ)むすべもなし 妹と我(あ)れと 手携(てたづねもころに 物を思へば 言はむすべ 為(せ)むすべもなし 妹と我(あ)れと 手携(てたづ)さはりて 朝(あした)には 庭に出で立ち 夕(ゆふへ)には 床(とこ)うち掃(はら)ひ 白栲の 袖さし交へて ..
-
8-1628我が宿の 萩の下葉(したば)は 秋風も いまだ吹かねば かくぞもみてる我が宿の 萩の下葉(したば)は 秋風も いまだ吹かねば かくぞもみてる 吾屋前之 芽子乃下葉者 秋風毛 未吹者 如此曽毛美照
-
8-1627我が宿の 時じき藤の めづらしく 今も見てしか 妹が笑(ゑ)まひを我が宿の 時じき藤の めづらしく 今も見てしか 妹が笑(ゑ)まひを 吾屋前之 非時藤之 目頬布 今毛見壮鹿 妹之咲容乎
-
7-1626秋風の 寒きこのころ 下に着む 妹が形見と かつも偲(しの)はむ秋風の 寒きこのころ 下に着む 妹が形見と かつも偲(しの)はむ 秋風之 寒比日 下尓将服 妹之形見跡 可都毛思努播武
-
7-1625我妹子が 業(なり)と作れる 秋の田の 早稲穂(わさほ)のかづら 見れど飽かぬかも我妹子が 業(なり)と作れる 秋の田の 早稲穂(わさほ)のかづら 見れど飽かぬかも 吾妹兒之 業跡造有 秋田 早穂乃蘰 雖見不飽可聞
-
1619玉桙の 道は遠けど はしきやし 妹を相見に 出でてぞ我が来し玉桙の 道は遠けど はしきやし 妹を相見に 出でてぞ我が来し 玉桙乃 道者雖遠 愛哉師 妹乎相見尓 出而曽吾来之
-
8-1605高円(たかまと)の 野辺(のへ)の秋萩 このころの 暁露(あかときつゆ)に 咲きにけむか高円(たかまと)の 野辺(のへ)の秋萩 このころの 暁露(あかときつゆ)に 咲きにけむかも 高圓之 野邊乃秋芽子 此日之 暁露尓 開兼可聞
-
8-1603このころの 朝明(あさけ)に聞けば あしひきの 山呼び響(とよ)め さを鹿鳴くもこのころの 朝明(あさけ)に聞けば あしひきの 山呼び響(とよ)め さを鹿鳴くも 頃者之 朝開尓聞者 足日木篦 山呼令響 狭尾壮鹿鳴哭 妙見石原荘の風呂の壁画、隼人の平和を描いているんだろうな..
-
1602山彦の 相響(あひとよ)むまで 妻恋ひに 鹿鳴(かな)く山辺(やまへ)に 独りのみして山彦の 相響(あひとよ)むまで 妻恋ひに 鹿鳴(かな)く山辺(やまへ)に 独りのみして 山妣姑乃 相響左右 妻戀尓 鹿鳴山邊尓 獨耳為手 妙見石原荘の近くにある熊襲の穴、は必見。霊感に乏しい私..
-
8-1599さを鹿の 胸別けにかも 秋萩の 散り過ぎにける 盛りかも去(い)ぬるさを鹿の 胸別けにかも 秋萩の 散り過ぎにける 盛りかも去(い)ぬる 狭尾壮鹿乃 胸別尓可毛 秋芽子乃 散過鶏類 盛可毛行流
-
8-1598さを鹿の 朝立つ野辺(のへ)の 秋萩に 玉と見るまで 置ける白露さを鹿の 朝立つ野辺(のへ)の 秋萩に 玉と見るまで 置ける白露 棹壮鹿之 朝立野邊乃 秋芽子尓 玉跡見左右 置有白露 先週は東京に行った。
-
8-1597秋の野に 咲ける秋萩 秋風に 靡ける上に 秋の露置けり秋の野に 咲ける秋萩 秋風に 靡ける上に 秋の露置けり 秋野尓 開流秋芽子 秋風尓 靡流上尓 秋露置有