記事「大伴家持」 の 検索結果 526 件
-
8-1508望(もち)ぐたち 清き月夜(つくよ)に 我妹子に 見せむと思ひし やどの橘望(もち)ぐたち 清き月夜(つくよ)に 我妹子に 見せむと思ひし やどの橘 屋久杉ラムちゃん。肌触りはすべすべ、しかもいい香り。欲しい。でも非売品。 望降 清月夜尓 吾妹兒..
-
8-1507すべをなみ 攀(よ)ぢて手折りつ 見ませ我妹子いかといかと ある我が宿に 百枝(ももえ)さし 生ふる橘 玉に貫く 五月(さつき)を近み あえぬがに 花咲きにけり 朝に日(け)に 出(い)で見るごとに 息の緒に 我(あ)が思ふ妹に まそ鏡 清き月夜..
-
7-1496我が宿の なでしこの花 盛りなり 手折りて一目 見せむ子もがも我が宿の なでしこの花 盛りなり 手折りて一目 見せむ子もがも 吾屋前之 瞿麥乃花 盛有 手折而一目 令見兒毛我母
-
7-1495あしひきの 木の間立ち潜(く)く 霍公鳥 かく聞きそめて 後恋ひむかもあしひきの 木の間立ち潜(く)く 霍公鳥 かく聞きそめて 後恋ひむかも 足引乃 許乃間立八十一 霍公鳥 如此聞始而 後将戀可聞
-
7-1494夏山の 木末の茂に 霍公鳥 鳴き響むなる 声の遥(はる)けさ夏山の 木末の茂に 霍公鳥 鳴き響むなる 声の遥(はる)けさ 夏山之 木末乃繁尓 霍公鳥 鳴響奈流 聲之遥佐
-
7-1491卯の花の 過ぎば惜しみか 霍公鳥 雨間(あまま)も置かず こゆ鳴き渡る卯の花の 過ぎば惜しみか 霍公鳥 雨間(あまま)も置かず こゆ鳴き渡る 宇乃花能 過者惜香 霍公鳥 雨間毛不置 従此間喧渡
-
7-1490霍公鳥 待てど来鳴かず 菖蒲草(あやめぐさ) 玉に貫(ぬ)く日を いまだ遠みか霍公鳥 待てど来鳴かず 菖蒲草(あやめぐさ) 玉に貫(ぬ)く日を いまだ遠みか 霍公鳥 雖待不来喧 菖蒲草 玉尓貫日乎 未遠美香
-
7-1489我が宿の 花橘は 散り過ぎて 玉に貫くべく 実になりにけり我が宿の 花橘は 散り過ぎて 玉に貫くべく 実になりにけり 吾屋前之 花橘者 落過而 珠尓可貫 實尓成二家利
-
7-1488いづくには 鳴きもしにけむ 霍公鳥 我家(わぎへ)の里に 今日のみぞ鳴くいづくには 鳴きもしにけむ 霍公鳥 我家(わぎへ)の里に 今日のみぞ鳴く 何處者 鳴毛思仁家武 霍公鳥 吾家乃里尓 今日耳曽鳴
-
7-1487霍公鳥 思はずありき 木(こ)の暗(くれ)の かくなるまでに 何か来鳴かぬ霍公鳥 思はずありき 木(こ)の暗(くれ)の かくなるまでに 何か来鳴かぬ 霍公鳥 不念有寸 木晩乃 如此成左右尓 奈何不来喧
-
7-1486我が宿の 花橘を 霍公鳥 来鳴かず地(つち)に 散らしてむとか我が宿の 花橘を 霍公鳥 来鳴かず地(つち)に 散らしてむとか 吾屋前之 花橘乎 霍公鳥 来不喧地尓 令落常香
-
7-1485夏まけて 咲きたるはねず ひさかたの 雨うち降らば 移ろひなむか夏まけて 咲きたるはねず ひさかたの 雨うち降らば 移ろひなむか 夏儲而 開有波祢受 久方乃 雨打零者 将移香