記事「大伴家持」 の 検索結果 526 件
-
7-1479隠(こも)りのみ 居(を)ればいぶせみ 慰むと 出で立ち聞けば 来鳴(きな)くひぐらし隠(こも)りのみ 居(を)ればいぶせみ 慰むと 出で立ち聞けば 来鳴(きな)くひぐらし 隠耳 居者欝悒 奈具左武登 出立聞者 来鳴日晩
-
7-1478我が宿の 花橘の いつしかも 玉に貫くべく その実なりなむ我が宿の 花橘の いつしかも 玉に貫くべく その実なりなむ 吾屋前之 花橘乃 何時毛 珠貫倍久 其實成奈武
-
7-1477卯の花も いまだ咲かねば 霍公鳥 佐保の山辺に 来鳴き響もす卯の花も いまだ咲かねば 霍公鳥 佐保の山辺に 来鳴き響もす 宇能花毛 未開者 霍公鳥 佐保乃山邊 来鳴令響
-
7-1464春霞 たなびく山の へなれれば 妹に逢はずて 月ぞ経にける春霞 たなびく山の へなれれば 妹に逢はずて 月ぞ経にける 春霞 軽引山乃 隔者 妹尓不相而 月曽經去来
-
7-1463我妹子が 形見の合歓木は 花のみに 咲きてけだしく 実にならじかも我妹子が 形見の合歓木は 花のみに 咲きてけだしく 実にならじかも 吾妹子之 形見乃合歡木者 花耳尓 咲而盖 實尓不成鴨
-
7-1462我(あ)が君に 戯奴(わけ)は恋ふらし 賜(たば)りたる 茅花(つばな)を食(は)めど我(あ)が君に 戯奴(わけ)は恋ふらし 賜(たば)りたる 茅花(つばな)を食(は)めど いや痩せに痩す 吾君尓 戯奴者戀良思 給有 茅花手雖喫 弥痩尓夜須
-
7-1448我がやどに 蒔きしなでしこ いつしかも 花に咲きなむ なそへつつ見む我がやどに 蒔きしなでしこ いつしかも 花に咲きなむ なそへつつ見む 吾屋外尓 蒔之瞿麥 何時毛 花尓咲奈武 名蘇經乍見武
-
7-1446春の野に あさる雉(きぎし)の 妻恋ひに おのがあたりを 人に知れつつ春の野に あさる雉(きぎし)の 妻恋ひに おのがあたりを 人に知れつつ 春野尓 安佐留雉乃 妻戀尓 己我當乎 人尓令知管
-
7-1441うち霧(き)らひ(し) 雪は降りつつ しかすがに 我家(わぎへ)の苑(その)に 鴬鳴くもうち霧(き)らひ(し) 雪は降りつつ しかすがに 我家(わぎへ)の苑(その)に 鴬鳴くも 打霧之 雪者零乍 然為我二 吾宅乃苑尓 鴬鳴裳
-
6-1043たまきはる 命は知らず 松が枝を 結ぶ心は 長くとぞ思ふたまきはる 命は知らず 松が枝を 結ぶ心は 長くとぞ思ふ 霊剋 壽者不知 松之枝 結情者 長等曽念 写真は、近所のもくれん
-
6-1041我がやどの 君松(きみまつ)の木に 降る雪の 行(ゆ)きには行かじ 待にし待たむ我がやどの 君松(きみまつ)の木に 降る雪の 行(ゆ)きには行かじ 待にし待たむ 吾屋戸乃 君松樹尓 零雪乃 行者不去 待西将待
-
6-1040ひさかたの 雨は降りしけ 思ふ子が やどに今夜(こよひ)は 明かして行かむひさかたの 雨は降りしけ 思ふ子が やどに今夜(こよひ)は 明かして行かむ 久堅乃 雨者零敷 念子之 屋戸尓今夜者 明而将去